株式会社Essen
ビジネスアイディアのテーマ
広告効果をAIで可視化できる車両屋外広告「WithDrive」
受賞内容
- かわさき起業家賞
- かわしん賞
- はまぎん賞
- NAGAYA起業家応援賞
- 会場応援賞
代表者
橘 健吾
ビジネスアイデアの概要
屋外広告は高い訴求力を持ち、多くの企業で利用されていますが、設置場所の制約や費用、広告の閲覧回数が不明確という問題があります。これに対処するために、私たちは車両を広告媒体として活用する新しいアプローチを提案しています。この手法では、車両に広告を掲載し街中を自由に走行させることで、広告の露出機会を増加させます。また、AIを利用して人や車の流れのデータから広告の閲覧確率を算出し、車両の走行情報をアプリで取得することで、広告が閲覧された場所と回数を統計的に可視化し、広告の効果を明確にします。車両広告は設置コストが低く、広告掲示場所の制約がないため、従来の屋外広告に比べて安価に広告出稿が可能です。
さらに、車両に広告を掲載したドライバーには、走行で生じた広告閲覧回数に応じて報酬を支払う成果報酬制度を導入しており、広告が見られやすいエリアを走行するドライバーとのマッチングも行います。この方法は、主に看板やバス広告などの屋外広告を利用する広告主をターゲットとしており、2021年の屋外広告市場規模が約5000億円、デジタル化された屋外広告市場は年平均14%の成長を続け、2024年には約1000億円に達すると予測されています。
このアプローチにより、広告主は希望するエリアと広告閲覧回数を指定でき、精密な広告投資が可能になり、広告作成料金やドライバーへの報酬の最適化により低コストで広告出稿が実現できます。これにより、屋外広告の効率性と効果が大幅に向上します。
