ファシリティジャポン株式会社

ビジネスアイディアのテーマ

読字困難・ディスレクシア向け 文字を“読む”をサポートするアプリ

  • かわさきビジネス・アイデアシーズ賞
  • かわしん賞
  • 川崎中小企業診断士会応援賞
  • 日本弁理士会関東会会長賞
  • 神奈川県中小企業家同友会賞
  • 川崎市社協賞

代表者

長井 早和子

このビジネスプランは、ディスレクシア(読字困難)向けに特化した読字支援アプリを開発し、個別のニーズに応じたカスタマイズ機能を提供することを目指しています。ディスレクシアの症状は人それぞれ異なるため、文字のカスタマイズや読み上げ機能を搭載し、視覚と音声の総合的なサポートを行うことが特徴です。

ビジネスモデルは、BtoC向けにはサブスクリプション型を採用し、一般ユーザーに直接提供します。BtoBおよびBtoG向けにはライセンス販売を展開し、教育機関や自治体、医療機関との連携を通じて導入を進めます。この戦略により、教育分野のインフルエンサーや地方自治体との協力を通じて、認知度を拡大し、導入を加速させることを目指します。

このアプリは、日本初のディスレクシア対応の読字サポートアプリであり、すでにアメリカのCESでアワードを受賞し、イギリスでは高品質な教育アプリとして認定を受けています。このグローバルでの実績は、国内での競争優位性を高める大きな要素です。

ターゲット市場は、ディスレクシアの当事者、その家族、教育機関、自治体、医療機関です。エドテック市場は2023年に1,423億ドル、2030年には3,484億ドルまで成長すると予測されており、学習障害治療市場も2023年の23億ドルから2030年には31億ドルに成長すると見込まれています。国内ではディスレクシアに対する認知度はまだ低いものの、迅速に市場展開することで、当アプリがその牽引役となり得ます。

また、当社は既に官庁や大手企業に導入実績があり、国内での信頼性が高いため、他社が新規参入しても十分に競争できる強みを持っています。国内市場での先行者として、エドテック分野の成長を背景に高いビジネスチャンスが見込まれます。