NPO法人ハピタ
ビジネスアイディアのテーマ
PTAツールで子育て世帯をハッピーに
受賞内容
- かわさきビジネス・アイデアシーズ賞
- 川崎商工会議所会頭賞
- NAGAYA起業家応援賞
代表者
加藤 拓也
ビジネスアイデアの概要
私は3人の子供の父親です。7年前、妻に頼まれてPTA役員を引き受けたのがきっかけで、PTA活動に関わるようになりました。PTA副会長として企画したイベントで、子供たちの笑顔を見て「達成感」や「やりがい」を感じました。しかし、多くの保護者がPTAを毛嫌いしている現状に疑問を抱き、「PTAをハッピーに」の理念を掲げたNPO法人ハピタを設立しました。
PTAには「納得感の欠如」と「非効率」といった多くの課題があり、また、働く女性の増加という社会背景もあります。そこで、弊法人はまず「PTAのデジタル化」を進め、事務作業とコミュニケーションコストを効率化し、PTAのホワイト化とコロナに強いPTAを目指します。また、地域とのマッチングを通じて「地域全体で子育てする社会を創る」ことを目指しています。
具体的には、加入世帯に個人情報保護方針への同意を取得する機能や、密な集まりや日中の会合を避けるためのオンラインコミュニケーションツールを提供します。また、学区の天候や防災状況に応じた情報を双方向でやり取りする機能や、地域の人材とのマッチング機能も備えています。
ハピタのメインターゲットは小中高生の保護者で、サブターゲットは中高大学生や子育てOBOG、高齢者です。川崎市では小学校117校、中高校200校、全国では小学校20,000校、中高校35,000校が対象となります。PTAに特化したツールを提供しているのは弊法人のみであり、情報視認性、実名性、引き継ぎ対応に優れている点が競争力の源です。
