今井 結菜さん

ビジネスアイディアのテーマ

神社仏閣のコミュニティサイトを通じた観光地発掘事業

  • かわさきビジネス・アイデアシーズ賞 
  • 川崎中小企業診断士会応援賞 
  • ストーリー賞 
  • 川崎市産業振興財団特別賞

代表者

今井 結菜

中学校受験の際、訪れた神社仏閣で神聖な雰囲気やありのままの自分を受け入れてくれる感覚を経験したことがきっかけとなり、「神社仏閣のコミュニティサイト」を開発することを考えました。このサイトを通じて、ユーザーに実際の体験価値を提供し、収入減少が続く神社仏閣に新たな参拝者を獲得し、川崎市を観光地としてアピールすることを目指しています。

このコミュニティサイトには広告を掲示し、川崎市の伝統的な商品や神社仏閣に関連する商品、旅行代理店などの広告収入を得る予定です。また、神社仏閣からPR費用を受け取り、特集を組んで川崎市の観光名所としてPRします。さらに、企業版ふるさと納税を募り、一部をPR費用として活用します。

類似のサービスはまだなく、全国にある約15万の神社仏閣を対象に展開可能です。川崎市内には神社が96社、お寺が149カ寺あり、羽田空港に直結しているため観光を呼び込むことができます。このコミュニティサイトの考案者が中学2年生であり、アントレプレナー教育が広がる中での話題性もあります。

主なターゲットは、心が疲れて癒しを求める人や体験を求める海外からの旅行者です。リモートワーク市場としては3,890億円の市場が想定されます。最大の競合はGoogleマップの口コミ機能ですが、情報が個別に分散しているため、まとめて提供するコミュニティサイトの方が便利です。競争よりも共有を推進したいと考えています。