株式会社ObotAI

ビジネスアイディアのテーマ

外国人労働者と職場を繋ぐAI、多文化共生ソリューション

受賞内容

• かわさきビジネス・アイデアシーズ賞　
• ユキマサ賞

代表者

北見　好拡

ビジネスアイデアの概要

外国人労働者（特に技能実習生や特定技能人材）と受け入れ企業との間で生じるコミュニケーション不足や文化的な違いによるトラブルを解決するため、最新の生成AIを活用したソリューションを開発しました。このサービスでは、AIに企業のルールや文化、生活習慣を学習させる「文化翻訳」機能を搭載し、外国人労働者が日本での生活や業務に必要な知識を学べるアプリを統一的なUI/UXで提供します。

従来、外国人労働者のサポートは監理団体や登録支援機関が行ってきましたが、制度の範囲内に限られるため、企業と労働者間の言語や文化の壁を完全には解消できていません。本ソリューションは、既存の多言語AIを特定技能や技能実習生に適した形に改修し、独自の「Obot-Translation」技術を活用することで、文脈に応じた高精度な翻訳を実現します。また、「スキルアップチャット」機能により、AIが学習の進捗を分析して適切な学習内容を提供することで、外国人労働者の効率的なスキル向上を支援します。

主なターゲットは、技能実習生や特定技能人材を受け入れている介護、建設業、農業、外食業など多岐にわたる業種の企業です。競合が存在しないブルーオーシャン市場であり、「文化翻訳」という差別化されたアプローチで、外国人労働者と企業との円滑なコミュニケーションを支援する革新的なサービスを提供しています。