株式会社SHO-CASE

ビジネスアイディアのテーマ

中小規模工事向け労務安全管理SaaS「SHO-CASE」

  • かわさき起業家賞 
  • かわしん賞 
  • はまぎん賞 
  • 会場応援賞  
  • 神奈川県中小企業家同友会賞

代表者

髙村 勇介

当社は、施工現場での労務安全管理をスマートフォンを活用して効率化するソリューションを提供しています。従来の紙ベースの管理から、クラウドでのデジタル管理へ移行することで、現場監督の負担を大幅に軽減します。具体的には、現場作業員の緊急連絡先や社会保険などの個人情報をクラウドで管理し、現場ごとの労務関係書類を削減できます。

蓄積されたデータは、現場終了後に集計・分析することで次回の現場計画に役立てたり、KPIの管理に利用できます。大規模現場では顔認証やカードリーダーなどの機器が使われることが多いですが、中小規模の内装工事や展示会では短期間で機器設置が難しいため、スマートフォンによる運用が最適です。

また、建設現場にはスマートフォンやタブレット端末に不慣れな高齢技術者が多いため、当社は現場管理業務を請け負い、初期導入のサポートを行います。これにより顧客の定着率を高めることができます。

市場規模としては、中小規模工事市場が19.9兆円で、ターゲットとしては元請けの大手・中堅企業14万社を見込んでいます。施工現場の管理職を含む97.6万人がターゲットとなり、TAM(総市場規模)は2兆円、SAM(サービス提供可能市場)は6,200億円、SOM(サービス提供実現可能市場)は310億円です。当社の「SHO-CASE」は、施工管理SaaSとは異なり、現場の人に関する情報を管理することが特徴です。