株式会社シナスタジア
ビジネスアイディアのテーマ
世界初の移動XR体験サービスを川崎へ
受賞内容
- かわさきビジネス・アイデアシーズ賞
- NAGAYA起業家応援賞
- きらぼし銀行賞
代表者
有年 亮博
ビジネスアイデアの概要
弊社は、「RideVision」という乗り物内でXR(AR/VR/MRの総称)体験を可能にする技術を開発し、これを旅客交通事業者が運営するバスや鉄道車両に搭載することで、世界初のXR観光バスツアーを実現するプロジェクトを提案します。特に、川崎市に拠点を持つ地域密着型の旅客交通事業者と協力し、この革新的な技術を導入することで、川崎市に新しい娯楽・観光・教育体験を提供し、地域のイノベーションを促進することを目指します。
「RideVision」を活用することで、移動中の乗り物でもXR体験が可能になります。この技術は、停止状態ではなく移動中の乗り物でXR体験を提供できる点で、競合他社にはない優位性を持っています。実証実験では、長野県飯田市の普通乗用車、池袋の小型電動バス、横浜の40人乗り2階建て大型バスなど、さまざまな乗り物で検証済みです。
主なターゲットは、旅客交通事業者、リゾート施設、旅行代理店、イベント会社などで、B to B to Cモデルを採用しています。このプロジェクトを成功させることで、川崎市を皮切りに、日本国内および海外への事業展開を推進します。
市場規模予測は、2022年に4億円、2024年に34億円、2026年に106億円、2030年には540億円と見込まれています(日本国内のみ、弊社事業のみの試算)。技術的優位性として、ソフト・ハードの両面で弊社のみが提供可能な技術を有しており、自動運転技術を応用した最先端技術であるため、模倣も困難です。また、特許も出願中です。
導入・維持コストにおいても、テーマパークの既存アトラクションに比べて遥かに低廉であり、コスト面での優位性を持っています。新型コロナウイルス感染拡大防止を考慮しながら、最先端の娯楽やマイクロツーリズム観光、教育体験を提供し、「新しい川崎市」を多くの人々に楽しんでいただくことを目指します。
