株式会社トレスバイオ研究所

ビジネスアイディアのテーマ

食品未利用資源から免疫力を高める口腔内清浄剤「RESOMA-P」

  • かわさきビジネス・アイデアシーズ賞
  • はまぎん賞

代表者

川本 忠

「RESOMA-P」は、日本古来の醸造技術を活かし、食品廃棄物を再利用して開発された新しい歯磨き剤です。廃棄卵殻から得たバイオアパタイトと、廃棄植物の茎や皮から抽出した天然酵素を使用しており、以下の特徴と効果があります。

まず、バイオアパタイトと天然酵素の組み合わせにより、口腔内の雑菌を吸着し浄化することで免疫力を向上させ、歯を白くし、歯周病菌などの口腔内雑菌を除去します。さらに、歯垢や歯石の原因となるタンパク質を分解し、雑菌の住処を破壊します。化学物質を使用していないため、乳幼児や高齢者でも安心して使用できます。また、バイオケミカルクリーニングを可能にし、歯科衛生士によるメカニカルクリーニングに代わる手段として、患者や衛生士の負担を軽減します。

持続可能な製品として、食品廃棄物を原料にしているため、環境にも優しいです。市場展開としては、まず国内の歯科医院での利用を促進し、その後一般消費者向けに販売を拡大します。また、歯への意識が高い海外市場への展開も計画しています。

「RESOMA-P」は、ホワイトニング効果と歯周病菌の吸着・酵素による歯垢分解機能を兼ね備えた、他に類のない製品であり、天然由来成分のみで作られているため安心して使用できます。2022年には歯磨き剤市場が902億円に達すると予測される中、独自の価値を提供し、消費者の健康と持続可能な社会に貢献することを目指しています。