第125回最終選考会(令和2年12月11日開催)
ビジネスアイディアのテーマ
ビジネスアイディアの概要について
「ゲームの時間」が「教育の時間」に!
「eスポーツ英会話」は、ゲームの時間で学ぶ世界初のオンライン教育コミュニティです。
新型コロナウィルスの影響により、様々な人間行動がオンライン化・バーチャル化しています。実はeスポーツの世界でも音楽ライブや選挙活動が行われており、バーチャル世界化が加速しています。
「eスポーツ英会話」は、このeスポーツの世界でゲームキャラクターというバーチャルな自分になりきって、オンライン英語レッスンを受けられる、サブスクリプション型のエデュテインメント(エンタメ教育)サービスです。
もう塾に通う時間をつくらなくても大丈夫です。自宅でゲームをする時間を、そのまま教育の時間に変えることができます。
新規性・優位性について
eスポーツのバーチャル世界でオンライン教育コンテンツを提供するビジネスモデルは、弊社が世界初です。
生徒はeスポーツの世界で「生きた英語を」「試合に勝つために必死になって」「アウトプット(発話)」します。
つまり英会話の実践の場であり、インプット中心の既存英会話教育事業とは共存可能なモデルでもあります。
また、普段のゲームの時間をそのままレッスンに使うため、生徒への負担はほとんどありません。そのため、他社の教育サービスと比較して、圧倒的な継続率を誇ります。
市場について
主なターゲット・市場の規模
「eスポーツ英会話」は、eスポーツ市場と英会話市場双方の市場の伸びが期待できる成長事業です。
主たる初期コアターゲット(SOM)は、すでに英会話等を学んでいる小中学生で国内で100万人市場です。
今後は対象年齢を大人にまで広げ、新たに英会話を学びたいユーザー向けのカリキュラムを提供することで、最大で国内の4,800万人のゲーマーが「eスポーツ英会話」を使って英語を学ぶポテンシャルがあります。
市場での競争力
英会話を学んでいる学習者の最大の課題は、既存のインプット中心の英会話学習だけでは話せるようにならないという点です。
「eスポーツ英会話」は、アウトプット中心の実践の舞台を提供するため、話せるようになりたい学習者には必要不可欠な実践の場となります。
私たちが保有するホスピタリティの質は高く、さらに英会話もeスポーツも上級なコーチにより、生きた英語を楽しく学びながら英会話力を向上させることが可能です。
実現性について
実施スケジュール
2020年5月より生徒募集開始。同年7月にベータ版で有料コースを提供開始。
11月までは継続性および顧客満足度の確認を行っておりましたが、充分達成しましたので、今後提供レッスン数(コース数)の拡充を行います。
実施場所
オンライン上のボイスチャットで行います。
実施体制
経営メンバー3名+開発チーム(エンジニア、デザイナー)の本部メンバー4名と、「eスポーツ英会話」コーチ陣7名の体制です。
今後はコーチ陣によるコーチ採用+教育プログラムを実施することでコーチ陣の拡充を目指しています。
ビジネスパートナー
コーチ採用について、大手旅行代理店である株式会社JTB虎ノ門第三事業部と提携をしています。
また小学館アクセラレータに採択されており、今後小学館グループとの協業を協議開始します。
リスクとその管理
コーチによる生徒への不適切な行動、もしくはその逆をリスクとして管理しています。
採用前の複数面談および採用後の教育、またコーチによるレッスンの録画および運営への提出により、レッスン中の不適切行動を未然に防いでいます。