第126回最終選考会(令和3年3月19日開催)
ビジネスアイディアのテーマ
ビジネスアイディアの概要について
リモートワーク、在宅勤務がスタンダードになった新しい時代。企業の在り方、働き方も進化する必要があり、これまで以上に社員のモチベーションアップ、コミュニケーションの活性化、健康増進対策が求められるようになりました。
これらの課題を解決するのが「オンライン運動会」。
Web会議用のツール(Zoom等)を使えば、ご自宅のパソコン画面が運動会の会場に!
どこでも・だれでも・かんたんに、大人数でも参加できる「オンライン運動会」なら、在宅で働く社員の心をひとつに繋ぎ、“真の”コミュニケーションが生まれることで組織を強くします。
新規性・優位性について
❝オンラインで行う運動会❞という発想
これまでの集合型運動会は、場所・時間・天候・予算に加え、子育て世代の参加が難しいなど、様々な制約がありました。オンライン運動会はこれらの問題を解決し、場所や時間を選ばず参加できるため、お父さん・お母さん社員も参加しやすくなります。
また、比較的低コストで開催することが可能であるため、大企業・中小企業を問わず開催しやすい点も強みです。インターネットの環境さえ整っていれば世界中どこからでも開催できるので、交通費をかけて会場まで行かなくても全国の支店や海外の支社をも繋いで開催することができます。
市場について
主なターゲット・市場の規模
リモートワーク導入によって生じる企業課題を持つ企業・団体。
出社の機会が減り、人と対面せず業務外のコミュニケーションがない状態は、従業員のワークモチベーションを低下させ、閉塞感や不安感を募らせてしまいます。
コミュニケーション不足を解消し希薄化した人間関係を修復することで、仲間意識や一体感を醸成。また運動不足の解消にも寄与し、エンゲージメントや生産性の向上を目指します。
市場での競争力
運動会の企画運営ノウハウ
1300件以上の運動会を企画運営してきた運動会のノウハウがあるため、集合型の運動会の要素を備えたオンラインならではの競技を開発することができました。
例えばオンラインの借り物競争では、お題に出されたものを家の中から探してくるため、その人の趣味や個性など意外な一面を知ることができ、運動会の価値の一つであるコミュニケーションの活性化というポイントも押さえています。
実現性について
実施スケジュール
昨年5月にサービスの開発を始め、今後も下記の予定でオンライン運動会の質を高めることで日本での受注を増やし、海外展開を進めていく予定です。
2020年:4月 サービス開始
6月 サービスリリース、営業開始
10月 オンライン用スタジオを開設、無料体験会をスタート
2021年:認知度UP
2022年:海外を含めた展開
実施場所
日本から世界へ
実施体制
従業員、アルバイトスタッフ
ビジネスパートナー
司会、インストラクター、トロフィー・景品業者、弁当等宅配業者、代理店(旅行代理店、組織コンサル会社、イベント会社等)
リスクとその管理
開発時の課題は、ネットワークやPCのトラブル。
パソコンを20台程度使用するため、Wi-Fiの速度が遅くなったり、PCが途中でフリーズするなど不具合も生じました。
それらの解決策として、スタジオを2拠点に分ける、パソコンの台数を増やしフリーズした際にすぐに他のPCで代用できる環境をつくる、などの対策を打ち出しています。