第129回最終選考会(令和3年12月10日開催)
ビジネスアイディアのテーマ
ビジネスアイディアの概要について
「ワンコの家族化」が取り沙汰される一方で、飼育放棄など、いまだワンコに関する社会問題は減少しません。本当に「家族化」は進んでいるのでしょうか。
「食」についても、無添加・ヒューマングレードなど高品質フードが続々と登場していますが、それらはあくまでも「雑貨」。人間の食用とは異なる基準で提供されています。そもそも、なぜワンコは人間と異なる基準のものを食すのが当たり前になっているのでしょうか。
同じ釜の飯を食べることで家族の絆は深まるもの。
ワンズデイリーは
① 人間の食用基準で「食品」としてつくる、安心安全な「食」
② ワンコの健康に寄り添ったからだにやさしい「食」
③ ワンコがよろこぶおいしい「食」
④ 人間が食べてもおいしいと感じる「食」
これらをすべて満たす「リアルヒューマングレード」のフードを提供します。
ヒトとワンコがシェアして食べられる唯一無二のフードを通じて幸せな日常をつくり、真の「家族化」にむけてペットとの共生社会を支えていきたいと考えています。
新規性・優位性について
【新規性】
・ヒトとワンコがシェアできるおいしいフードとして、既存市場とは一線を画した新たな市場領域を創出。
【優位性】
・人間の食用品質で人間が食べてもおいしい「リアルヒューマングレード」のフードは唯一無二の価値
・お菓子料理研究家として活動している代表(製造責任者)が商品を開発、ペット食育士の資格も所有しており、ヒトの食、ワンコの食、両軸で考えられる独自ノウハウがあります。
市場について
主なターゲット・市場の規模
ペット市場は堅調に伸張しつづけ、1.6兆円を超える市場へと成長しています。
なかでも「ペットフード市場」は10年前と比べ2倍以上の拡大幅。
健康に対するこだわりが強く、高いコストをかける飼い主が大幅に増加しています。
特にペット保険加入者にその傾向が強く、主要ターゲットと考えています。
市場規模:1,500億円(約200万世帯)。
市場での競争力
人間の食用基準で製造、かつワンコのからだにやさしい材料のみ使用、
それでいて、ワンコもヒトもおいしいと感じるように開発するフードは唯一無二。
世の中にほとんど存在しない独自の価値を提供します。
既存のフード市場とは一線を画し、新たな市場領域を開拓していきます。
実現性について
実施スケジュール
・2020年〜 おやつプレ販売中(リピート率70%以上、ニーズの存在確認済み)
・2022年〜 生産設備&製造スタッフの増強・本格化
新事業WEB料理教室スキーム確立、開始
・2022年〜 新事業卸販売スキーム確立、開始
実施場所
東京都町田市
実施体制
代表取締役 森崎 繭香 (製造責任者)
代表取締役 森崎 成仁 (経営計画、販売責任者)
ビジネスパートナー
模索中。
リスクとその管理
喫緊の課題として、事業拡大に向けての経営リソース「ヒト・カネ・チエ」が圧倒的に不足しているため、早期に人脈を広げパートナーを開拓していく必要性があります。