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ダンウェイ株式会社 代表取締役 高橋 陽子|第138回受賞者

第138回最終選考会(令和6年3月8日開催)

ビジネスアイディアのテーマ

Unlocking ! シームレスバディⓇ で障害者の秘めた能力の発掘・開花を実現!

ビジネスアイデアの提案者

ダンウェイ株式会社
高橋 陽子

川崎市中原区

  • かわさき起業家優秀賞 
  • かわしん賞 
  • 川崎商工会議所会頭賞 
  • 川崎中小企業診断士会応援賞 
  • ストーリー賞 
  • 神奈川県中小企業家同友会賞 
  • きらぼし賞 
ダンウェイ株式会社 代表取締役 高橋 陽子|第138回受賞者

【発表者 高橋 陽子】

ビジネスアイディアの概要について

18 歳以上の障害者の内、たった6%しか企業雇用にいっていません。これから迎える労働力人口の低下を踏まえ、これらの課題を障害児者の能力の可視化ができるシームレスバディⓇ ( 以下、「SB 」という) と付随するサービスで解決し、多くの障害児者の秘めた能力を発掘・開花し、輝く人生の扉を開くことを目指しています。

 SB の特徴は、能力可視化の大項目6 段の内、最も大事な基礎項目で、弊社が得意としている「概念理解( 言葉の前の領域)」「情報保障」の可視化から、教材+合理的配慮等を導くことができることです。2024 年春には、AI で深層学習をし、障害児者1人1 人にあった教材+合理的配慮を提案する技術( 特許第6955773 号)を追加する予定です。さらに、企業や適正配置等のマッチング分析技術( 特許第6831118 号)のノウハウを活用し、障害児1人1人にあった教育、障害者雇用促進、適正配置、生産性向上につなげることを目指しています。

また、SB データをより効果的に活用し、障害児者の能力を最大限発揮できるよう、SB アセスメンター養成講座と認定制度をつくり、既に認定者も誕生しています。

ダンウェイ株式会社 代表取締役 高橋 陽子|第138回受賞者

新規性・優位性について

SB は、障害児者1 人1 人にあった教材+合理的配慮を提案する技術( 特許第6955773 号) 、マッチング分析の技術( 特許第6831118 号)の特許を取得済みです。

 自社開発のだんだんシリーズ脳トレーニングアプリは単体で使用できるだけでなく、SB とも連結できます。SB連結時には能力分析のアルゴリズムを組み込むことで、より付加価値を持ったサービス提供が可能です。さらに、情報保障の能力可視化ができる「情報保障」「パーソナライズ化」「生産性分析」アプリなどを開発し、SB と連結してより質の高いサービス提供につなげています。
令和3 ・4 年度には埼玉県、令和5 年度には静岡市の事業を受託しています。

市場について

主なターゲット・市場の規模

〇B to B向け

・障害者雇用を進める企業 約11 万社

・障害福祉就労系サービス(就労移行支援、就労継続支援A型・B型、定着支援等)
+放課後等ディサービス4.2 万事業所にいる約71 万人

・特別支援学校・学級の7.8 万学校・学級にいる約50.2 万人

〇B to C向け

・社会保険労務士+キャリアコンサルタント 約10.2 万人

・障害児者とその家族、障害者( 18 歳以上) 約1,000 万人

※令和6 年4 月~ 障害者雇用 法定雇用率引き上げも後押しとなります。

市場での競争力

競合他社は、軽度障害児者をターゲットとしており、ターゲットとノウハウに違いがあります。弊社は、SBを活用したデータに基づく客観的な能力の可視化を行なえます。特に「概念理解」、「情報保障」の可視化を軸に、「障害特性」情報を加えて、重度知的障害児者を含めた1人1人にあった合理的配慮を導き出すノウハウがあります。この点が最も得意とした他社にないサービスと技術であり、特許も取得しています。

実現性について

実施スケジュール

令和3 ・4 年度 川崎市、埼玉県事業受託

令和5 年度 静岡市 障がい者就労アセスメントモデル事業受託

令和6 年度 株式会社内田洋行 全国カタログ掲載、首都圏 教育・福祉・企業等向け展開、
だんだんシリーズ脳トレーニング・情報保障アプリ リリース

令和7 年度 関東・東海・関西圏 教育・福祉・企業等向け展開、障害児者向けサービス開始

令和8 年度 全国向け教育・福祉・企業等向け展開

       

実施場所

全国( スタートは、首都圏、静岡、大阪等で基盤づくりをする)

実施体制

社員27 名、外部アセスメンター3名( 来期より増員) 、運営支援連携 会社・団体11、専門家※ 22名

※教育、税理士、司法書士、社会保険労務士、ファイナンシャルプランナー、臨床心理士、認定心理士、精神保健福祉士
社会福祉士、保育士等

ビジネスパートナー

株式会社内田洋行、株式会社コネクトアラウンド、株式会社東京エンヂニアリング、株式会社必然、株式会社グリップグローブ、ダンパートナーズ、NPО法人障がい者雇用支援戦略会議、東京工科大学 亀田 弘之 教授、山口大学大学院 相田 紗織 助教 等

リスクとその管理

〇情報漏洩管理等

サーバーに関して、クラウドサービス等の活用やリスク分散及び自動アラーム設定をした24時間管理及び実働可能な外部連携体制を構築し、徹底した管理を行っています。不備発生の場合は、プライバシーポリシーにそって迅速な対応を行います。

〇人的リソース

SB外部アセスメンター養成講座・認定制度や代理店方式等にて解決します。

お問い合わせ先

公益財団法人 川崎市産業振興財団

〒212-0013 神奈川県川崎市幸区堀川町66番地20 川崎市産業振興会館 7F
かわさき起業家オーディション事務局
Tel.044-548-4163 Fax.044-548-4151

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