第139回最終選考会(令和6年7月19日開催)
ビジネスアイディアのテーマ
ビジネスアイデアの提案者
【発表者 遠藤 洋道】
ビジネスアイディアの概要について
生体力学センサー技術を活用した筋肉疲労測定システムによって、筋肉の状態に関するデータを収集・分析しアスリートの怪我予防、コンディション管理、適切なトレーニング実施のために活用します。
新規性・優位性について
弊社のアプローチは、今までにないロボット工学を活用した触診という新規性および独創性があります。これにより、測定精度、特定部位測定、対象への負荷という点で優れた性能を発揮し、弊社の製品を導入することで、アスリートの怪我予防などの課題を解決することが可能です。また、弊社は現在2 つの特許を取得しており、さらに特許を取得することでビジネスの優位性を高めていきます。
市場について
主なターゲット・市場の規模
■主なターゲット
国内海外のトップスポーツチームおよび選手
国内: J1/B1 等および海外: 欧州5 大リーグ(英国プレミアリーグ等)/北米4 大プロスポーツリーグ( NFL/NBA/MLB/NHL )等
■市場規模
スポーツアナリティクス市場規模: 2022 年約2 兆円→ 2030 年約7 兆円
市場での競争力
本市場におけるKSF は、怪我のリスク予測および適切な負荷予測でありますが、現状で市場に存在する製商品では実現できていないため、弊社の製商品は本市場において独壇場です。
実現性について
実施スケジュール
2024 年度 データベース構築およびハードウェア改良
2025 年度 ハードウェアの耐久性および簡便性改良※プレローンチ
2026 年度 本製品・サービスローンチ
実施場所
全世界(日本→欧州→北米→その他)
実施体制
弊社代表取締役 遠藤 洋道
弊社取締役 菊田 修弘
ビジネスパートナー
共同研究: 大阪大学大学院、福島県立医科大学
実証実験: いわきFC、おこしやす京都
機器製造: 株式会社菊池製作所
リスクとその管理
企業内部で想定されるリスクとして資金不足がありますが、これは資金調達や補助金によって対応します。企業外部で想定されるリスクとしてコア技術の陳腐化がありますが、これに対してはソフトウェアに関する特許で対応します。