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株式会社大和 代表取締役 塚目 博之|第92回受賞者

第92回最終選考会(平性26年12月5日開催)

ビジネスアイディアのテーマ

携帯エンジン発電機用『超低騒音型消音ボックス』の開発

ビジネスアイデアの提案者

株式会社大和
塚目 博之

埼玉県さいたま市

  • かわさきビジネス・アイデアシーズ賞 
株式会社大和 代表取締役 塚目  博之|第92回受賞者

【発表者 塚目 博之 氏】

ビジネスアイディアの概要について

東日本大震災以降、原発の停止や円安の影響を受けて電力の供給が逼迫し、電気料金が引き上げられる傾向にありますが、この様な状況の中で、3kVA以下の携帯型発電機が節電用途や不慮の災害の備えとして需要が増大しております。
消音器メーカーである弊社には、震災以前より市販の携帯型エンジン発電機の『騒音が気になる』との声が多く寄せられており、幾たびか『消音ボックス』を作成・提供させて頂きましたが、お客様の反響は『騒音には100%満足しているわけではない』というものでした。
そこで弊社は100%の顧客満足を得るべく、漏洩騒音が45dB以下の騒音ボックスを開発し、一般家庭での非常用電源の一助として普及させ社会に貢献する事を目標とします。

株式会社大和 代表取締役 塚目  博之|第92回受賞者

新規性・優位性について

弊社の『消音ボックス』は、他社製とは異なり、発電機騒音を機械稼動音と排気音に分けてアプローチし、それぞれの音に対し弊社保有の消音技術を充当し、消音を効果的に行う事を特徴としております。
これにより、高消音効果のほか安全性、耐候製が加味され、他社製品と比較し、使用に当たっての『安全』『安心』をお客様に提供する事が可能である。

市場について

主なターゲット・市場の規模

出力3KVA以下の携帯型エンジン発電機の需要及び流通量は先の震災以降、約3倍に達しており2013年には10.2台となっている。(陸用内燃機関協会発表)
これらの発電機は低騒音型(業界基準)と言えど75デシベルの騒音が有り、平常の使用に耐えない。家庭での非常用を筆頭にキャンプ愛好家、軽イベント主催者、工事事業者を対象に、流通台数の1割程度の需要を掘り起こして行く計画である。

市場での競争力

現状、市販されている『消音ボックス』を分析した結果、消音能力等その性能を具体的に数値化して公表されていない。
弊社は消温効果、安全性、耐候性、重量など全てを数値化して公表し、価格に対する性能の妥当性を訴求していく。

実現性について

実施スケジュール

2015年4月、発売開始に向け鋭意開発中。 

       

実施場所

弊社・岩槻工場

実施体制

代表取締役:塚目をプロジェクトマネージャーとし、開発2名、試作・製造2名、評価1名をプロジェクトメンバーとして開発を行い、現業の業務ルーチンに乗せて販売活動を実施していきます。

ビジネスパートナー

専門家や公的技術支援機関を活用し、独自開発します。

リスクとその管理

安全性等PL関係の事前確認や公的認証の必要性など、都道府県の産業技術センター等に協力を依頼し解決を図ります。

お問い合わせ先

公益財団法人 川崎市産業振興財団

〒212-0013 神奈川県川崎市幸区堀川町66番地20 川崎市産業振興会館 7F
かわさき起業家オーディション事務局
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