第108回最終選考会(平成29年7月21日開催)
ビジネスアイディアのテーマ
ビジネスアイデアの提案者
【発表者 田巻 富士夫】
ビジネスアイディアの概要について
【AR技術とモーションセンシング技術を鏡に取り込んだ、革新的なスポーツトレーニングソリューション】
お手本とするアスリートやインストラクターのモーション(動き)を3Dデータで記録し、AR技術で鏡に映し出します。
ユーザーは、鏡に浮かび上がるお手本データと、自分の姿を重ね合わせて見ることができるので、フォームをセルフチェックすることができます。
同時に、鏡に内蔵しているセンサーがユーザーの動きをリアルタイムで検知、解析し、システム上でお手本データと比較することで直すべきポイントをリアルタイムに、的確にフィードバックできます。
つまり、視覚的/体感的/科学的に「正しいフォーム」を練習することが出来る製品&サービスです。
新規性・優位性について
AR技術自体が最先端技術である上、AR技術とスポーツを組み合わせ、プロのアスリートの技術を一般ユーザーに伝えるサービスは今までに例がない史上初のサービスである。
競合他社は現時点では存在しない。
また、6月末に開催された「第三回先端コンテンツテクノロジー展」にて製品&サービスを初公開し、現在、多くの商談が始まっている状況。
尚、ハードとシステムを組み合わせた内容を特許申請中。
市場について
主なターゲット・市場の規模
ターゲット層:スポーツに従事する10〜30代の若年層
市場規模:第1期目はフィットネス/ヨガ/ダンスなどのスポーツに注力
第2期目以降は各種スポーツへ展開予定
フィットネスクラブ市場規模:4,316億円
ヨガ教室市場規模:2,600億円
ダンス教室市場規模:2,220億円
その他スポーツ教室市場規模:8,358億円
市場での競争力
サービス自体の新規性・優位性が非常に高く、競合は存在しない。
他にも、以下の顧客ニーズを満足させることによって、競争力を高めていく。
・習いたいスポーツの教室が近くになくてもそのスポーツを習える(どこでも)
・自分の時間に合わせて一流のトレーニングを受けられる(何時でも)
実現性について
実施スケジュール
2017/6月末 :デモを完成し、展示会にて公開
2017/7〜9月:展示会で繋がったお客様と商談開始、コンテンツの作り込み
2017/10月〜:お客様にシステムを導入
実施場所
都内や川崎市など大都市の各種スポーツチェーン
実施体制
CEO 田巻 富士夫, COO 黄木 桐吾、その他エンジニア1名(アルバイト)
ビジネスパートナー
AR3兄弟:ARシステムの構築を担当する、AR業界トップの開発者集団。
弊社技術顧問。
AR技術に関する書籍を多数執筆。
また「情熱大陸」や「笑っていいとも!」などにも出演。
他にもJ-waveで現在ラジオパーソナリティーもつとめる。
リスクとその管理
【コピーキャットの出現リスク】
・技術特許申請による同じ形でのサービス提供の阻止
・既にアスリートとの繋がりを有している企業と積極的な協業体制を組み、スピーディーにコンテンツを拡充し、業界第一人者としての地位を固める。