①商品・サービスの名称を自動車美装・保護用塗装「ペイントラップ」と称する。
②製品の開発及びサービス内容
　当初アメリカから輸入した塗料をそのまま日本国内で販売すべく、ラリーカーにサンプル塗装して実車テストを行ったが、自然に剥がれてしまい、輸入した商品そのままでの販売はできないことが分かった。
また、水性のためか、塗装中のハジキも多く、塗装作業にも問題があった。
　そのため、輸入した塗料を原材料と考え、日本の気候に合うように、塗料に特殊添加剤を加え、温度・湿度管理と当社の持つ塗装技術により、新商品として新たな塗装サービスを試行錯誤の上開発した。

①自動車鈑金業界として、国内で事業化された初めての剥がせる水性塗料商品である。
②日本の環境・四季（温度、湿度等）に対して、耐候性を持たせ、輸入商品のままでは密着性、塗装時のはじき等の解決が必須で、業務用として開発、商品化を行った。
（商品にプラスして塗装技術ノウハウも提供する）
③先行して発売されているゴム系の油性タイプの剥がせる塗料に比べ水性で安全性も高く、乾燥後に塗りむらが出るのとは違い、塗装後の塗装肌が表面張力作用で乾燥後には非常に滑らかになり、新車塗装とほぼ同品質となることに成功した。

①当社がコーティングを実施した顧客。（約80,000台）
②当社が販売した高級車で中古車、旧車を乗り続けたい顧客。
③国内外高級車を購入する顧客。
④塩害や雪害からの保護を希望する顧客。
⑤27年度の神奈川県の輸入車、国産車販売台数99,900台と前年保有台数1,181,400台が対象となる。

①ペイントラップでの塗装は、塗装やり直し時に行う旧塗膜の剥離の必要もなく、旧塗膜の上にそのまま塗装ができる。
②沖縄地区での塩害や北海道・東北地区の降雪から自動車を保護したい顧客がいる。
③競合商品は油性ラバータイプで、塗装肌が粗く、水性に比べ安全性に劣る。

①2017年6月オートサービスショー、11月中小企業　新ものづくり・新サービス展出展
②2018年1月ジャンブルアイチ（名古屋）、2月テクニカルショーヨコハマ出展予定
展示会の出展により、海外も含めたオファーが多数あり、既にサンプル含め販売を開始している。

弊社東方町本社工場、および客先工場等

現在、社内従業員チーム4名で実施している。
2018年度は増員の予定。

①オートバックス（フランチャイズ店）　②ヤナセボディショップ　③三菱自動車ディーラー　④トヨタ自動車ディーラー　⑤愛知県自動車部品商組合

本開発商品の施工には、施工時の温度、湿度の管理及び商品の温度管理も重要となるため、温度管理、湿度管理についての研修を含めて、徹底指導を行う。