第113回最終選考会(平成30年6月8日開催)
ビジネスアイディアのテーマ
ビジネスアイディアの概要について
東京や都市部の消費者が、足柄・小田原の畑の区画を登録し、遠隔からサポート付き野菜栽培を楽しむことができる、Root Farmサービスの開発・運営を手掛けています。
従来のクラインガルテンや体験農園とは異なり、「遠隔で、毎日手軽に農業の営みと味わいを楽しむことができるアプリケーション」を中心としたサービスです。
■事業の目的:皆様の日々の生活に、自然に根差した豊かな暮らしの味わいを。
■信じていること:日々の農業の営みに、豊かな味わいの価値がある。
■サービス:①アプリケーション、②ファームビジットから構成されます。
新規性・優位性について
アプリから、Root Farmユーザーは、ドローンの遠隔操作、畑のIoTデータの取得分析、生育シミュレーション、作業指示、双方向ダイアリー、ライブチャット、実データに基づいて作物がお話しするAIチャットボット、触覚嗅覚のデジタル伝達など、最先端技術を用いた世界で初めての機能を実装し、バーチャルとリアルが融合した農業体験という新たなビジネス市場を開拓します。
市場について
主なターゲット・市場の規模
①東京で大企業に勤務する小学生以下の子供を持つ子育て世帯:子供の教育のためにも、身近で気軽な里山をもちたい。
②東京で大企業に勤務する30代独身女性:生活に潤いを求めており、「何かを育てたい」思いを持つ。
市場での競争力
・「農業の営みにこそ、価値がある」という発見と視点。
・その視点を伝えるためにこそ、最新技術を使用。
・アイデアをオープンにすることで、様々なビジネス、団体とのコラボレーションと、先進的でほかにないアプリ機能、サービスを実
現。(後述のビジネス・パートナーを参照)
実現性について
実施スケジュール
2018年春、ベータ版のローンチを実施。
実施場所
南足柄市、開成町、その他神奈川県西部および、三浦半島。
実施体制
社員1名、農業パート2名
その他は、外部委託。
ビジネスパートナー
キリン株式会社(出資者)、京急電鉄株式会社、小田急電鉄株式会社、東日本旅客鉄道株式会社、JBCC株式会社、ヤンマー株式会社、株式会社ゼロワンブースター、あしがら平野一円塾
リスクとその管理
喫緊の課題として、事業拡大に向けてのパートナー・社員が必要。