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株式会社タンソーマンGX 代表取締役 福元 惇二|第139回受賞者

第139回最終選考会(令和6年7月19日開催)

ビジネスアイディアのテーマ

中小企業の脱炭素をI T で支援する

ビジネスアイデアの提案者

株式会社タンソーマンGX
福元 惇二

大阪府大阪市

  • かわさき起業家賞 
  • FUNDINNO賞 
  • 宝印刷賞 
株式会社タンソーマンGX 代表取締役 福元 惇二|第139回受賞者

【発表者 福元 惇二】

ビジネスアイディアの概要について

 株式会社タンソーマンGX が提供するビジネスアイデアは、「タンソチェック」という革新的なSaaS プラットフォームです。このプラットフォームは、企業が自身のCO2 排出量を簡単に可視化し、効率的に削減するための具体的な手段を提供すると共に誰でも簡単に使用できるユーザーインターフェースを持ち、CO2 排出量の計測から分析、削減計画の立案までを一元的に行うことができます。

株式会社タンソーマンGX 代表取締役 福元 惇二|第139回受賞者

新規性・優位性について

新規性: CO2 算定におけるSaaS を提供するだけでなく、脱炭素に関わる補助金の申請をサポートします。
優位性: 上場企業において、データ収集を一瞬で行えるデータ連携機能を発明し、特許出願もしています。
      特許申請済_2024-082776

市場について

主なターゲット・市場の規模

脱炭素化サービス市場: 脱炭素化に向けたサービス市場も、世界的な環境規制の強化や企業のCSR活動の拡大に伴い、成長を見せています。例えば、グローバルなカーボンフットプリント管理市場は、2022 年から2028年にかけて約50%以上の成長が見込まれています。また、 脱炭素に関わる補助金は68 件: 令和6 年度のエネルギー対策特別会計の予算要求は総額4,024 億円、うちGX経済移行債を活用したGX推進対策費が1,571 億円となっています。

市場での競争力

タンソーマンGX は、脱炭素化に向けた補助金や助成金の申請サポートを行うことで、資金面でのサポートを強化しています。この補助金管理機能は、中小企業が脱炭素化への取り組みを加速させるために必要な資金を確保するための重要な手段となります。また、補助金獲得後も管理システムを使った継続支援を行える点は、競合他社との明確な差別化要素となっています。

実現性について

実施スケジュール

・スタートアップフェーズ( 2024 年1 月-2024 年6 月)
東京において、製品開発と初期マーケティング活動を開始します。同時に、大阪とベトナムのオフィスでの地域特化型サービス開発を進めます。
・市場導入フェーズ( 2024 年7 月-2024 年12 月)
関東と大阪でのサービス提供を開始し、顧客フィードバックに基づくサービスの改善と拡張を行います。
・拡大フェーズ( 2025 年以降)
国内外の都市や地域へのサービス展開を計画し、パートナーシップを通じた販路拡大を目指します。

       

実施場所

日本、ベトナム

実施体制

CEO (戦略立案・全体管理) 、CTO (技術開発・製品管理) 、マーケティングマネージャー( マーケティング・プロモーション戦略) 、カスタマーサポートチーム( 顧客サポート・フィードバック収集)

ビジネスパートナー

外部協力者・提携先: 会計事務所( 補助金申請サポート) 環境コンサルティング会社( 脱炭素化戦略の専門的アドバイス)

リスクとその管理

競合との競争激化が主なリスクです。その対応策として独自の補助金管理機能と中小企業特化サービスを強化し、高い付加価値を提供することで差別化を図ります。また、上場企業向けには取引先のCO2 データ管理機能で特許申請も行っています。

お問い合わせ先

公益財団法人 川崎市産業振興財団

〒212-0013 神奈川県川崎市幸区堀川町66番地20 川崎市産業振興会館 7F
かわさき起業家オーディション事務局
Tel.044-548-4163 Fax.044-548-4151

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