かわさき起業家オーディション

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株式会社スーツ 代表取締役社長 小松 裕介|第142回受賞者

第142回最終選考会(令和7年3月7日開催)

ビジネスアイディアのテーマ

チームのタスク管理ツール「スーツアップ」で労働生産性を上げる

ビジネスアイデアの提案者

株式会社スーツ
小松 裕介

東京都千代田区

  • かわさきビジネス・アイデアシーズ賞 
  • 審査員会特別賞 
株式会社スーツ 代表取締役社長 小松 裕介|第142回受賞者

【発表者 小松 裕介】

ビジネスアイディアの概要について

 当社が開発、運営する「スーツアップ」は、誰でもかんたんに使えるチームのタスク管理ツールです。
 IT リテラシーの低い方でも表計算ソフトのような操作性で直観的にかんたんに操作ができるので、システム導入・運用のハードルが低いことを特徴としています。また、タスク雛型、期限通知や定型タスク機能などサポート機能も充実しています。

株式会社スーツ 代表取締役社長 小松 裕介|第142回受賞者

新規性・優位性について

 「スーツアップ」のポジショニングは、チームでかんたんに利用できるタスク管理ツールと唯一のものです。
 競合他社はIT リテラシーが高い方向けに高度・複雑なツールを提供しており、当社がターゲットとする中小企業には導入されておりません。中小企業ではエクセルやスプレッドシートなど表計算ソフトをプロジェクト・タスク管理の際に利用していますが、この表計算ソフトと比較して、当社ツールはタスク管理に特化した豊富な機能を備えており、圧倒的な優位性があります。

市場について

主なターゲット・市場の規模

主なターゲットは業種業態問わず中小企業とし、特に中規模企業です。中小企業は全企業の99.7%を占め、非常に大きな市場です。アカウント(企業) 当たりの平均利用人数を15人、将来の平均単価を3,600 円としてARR(TAM) を概算すると、企業51.2 万社×企業当たり平均利用人数15 人×単価3,600 × 12 か月で3,317 億円になります。

市場での競争力

当社の立ち位置は独自のもので競争力があります。現在、中小企業のプロジェクト・タスク管理では主にエクセルやスプレッドシートなどの表計算ソフトが使われていますが、GAFAM など外資プラットフォーマーは日本の中小企業に最適化したプロダクトを提供しません。

実現性について

実施スケジュール

2023 年4 月にPE ファンドのマラトンキャピタルパートナーズ株式会社と資本業務提携。2023 年9 月にスーツアップα版、2024 年4 月にβ版をリリース。2024 年6 月には、株式会社mint、グリーベンチャーズ株式会社及びSMBC ベンチャーキャピタル株式会社らVC等から合計2 億円のシードファイナンスを実施。今後、2025 年4 月に正式版のリリースを予定。

       

実施場所

クラウドサービスのため、場所を問わず顧客は利用可能。

実施体制

ビジネス開発5 名、エンジニア10 名( 業務委託) の合計15 名

ビジネスパートナー

株式会社ポップコーン: マーケティングサポート。とりわけSEO対策、オウンドメディア運用等。

リスクとその管理

スーツアップはかんたんな操作性の確保のため表計算ソフトのようなインターフェースを採用していますが、GAFAM と同等のシステム開発力が求められます。そのため、日本トップレベルのエンジニア集団をもってしても開発遅延リスクがあります。人材採用の強化と資金調達力で当該リスクに対応します。

お問い合わせ先

公益財団法人 川崎市産業振興財団

〒212-0013 神奈川県川崎市幸区堀川町66番地20 川崎市産業振興会館 7F
かわさき起業家オーディション事務局
Tel.044-548-4163 Fax.044-548-4151

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