第100回最終選考会(平成28年3月11日開催)
ビジネスアイディアのテーマ
ビジネスアイディアの概要について
現在、外国人採用を実施しようと考えている国内企業の数が増加しています。そして、それと同時に、日本企業への就職を志す、志高い留学生の数も増加しています。その一方、就職する際のコミュニケーション能力に不安を感じている留学生が多いことも、また事実です。さらには就職後の社会人生活において、国内企業の文化や商習慣との間にミスマッチを感じ、辞めてしまうケースも数多く存在しています。
「全ての職種の土台となるような実践的なビジネスコミュニケーション能力を養成する」「様々な国籍の学生にとって効果的なビジネスコミュニケーション能力養成プログラムを構築する」
これらを教育機関のキャリアサポートご担当者様が一手に引き受けるのは、時間や労力の面からも大きな負荷であることは自明である昨今、私たちは、国内初のビジネス漫画を用いた実践的なビジネスコミュニケーション学習システムを開発し、様々なビジネスシーンが活躍する若い皆さんで溢れることを目指して、本事業を開始しました。
新規性・優位性について
実践的ビジネスコミュニケーションを漫画によって楽しく学べる、国内発のe-learning学習システムであるため、コミュニケーション能力に不安を感じている留学生や日本人学生が、享受することのできる学習効果の高さこそが、本ビジネスプランにおける最大の優位性です。
また、「ブライト人財」育成を目的とした学習設計のため、導入した教育機関の輩出する「人」の価値を高め、教育機関のブランド価値向上にもつながる点も強みです。産学連携の教育機関、および、技術パートナーの3rdParty、ともに、EdTech領域における第一人者となります。
市場について
主なターゲット・市場の規模
現在、教育機関学校数は4,322校あり、これらの全学校がお客様候補として想定可能となります。
現在、既にこれまでお付き合いのある東京都内から販路拡大を進めております。
今後もより一層、大学のグローバル化の推進と共に留学生の受入数の増加が見込まれており、マーケット規模としては豊潤であることが予測されます。
市場での競争力
現在、類似した特徴を持つ競合は存在しておらず、また、留学生に向けたe-learningは存在していないため、さらには、ビジネス漫画を用いた類似サービスも存在していないため、競争力を恒常的に維持することができます。
また、市場獲得にあたっては、第一人者である教育機関との産学協同によって、学習効果の最適化による導入メリット・コストパフォーマンス・実用性から信頼を獲得してまいります。
実現性について
実施スケジュール
具体的な構想(アクションプラン)を洗い出し、一つひとつ、泥臭く、進めています。
プレマーケティングの実施状況から、2016年3月1日の販売開始後、初年度150ライセンスの導入を見込んでおります。
1年毎にバージョンアップを実施し、2年後には300ライセンス、3年後には450ライセンスの導入を実現します。
実施場所
開発拠点は千代田区となります。首都圏を中心にして、全国の教育機関への導入を実現します。
実施体制
ジャパンスタイルデザイン:3名、グループ会社(販売代理店:T'S LINK)2名、計5名となります。
ビジネスパートナー
株式会社ジンジャーアップ(LMS構築)および東京工科大学(学習効果最適化)
リスクとその管理
情報漏洩の面からは、ジンジャーアップ社の「eLearning ManagerZ」を採用することで堅固なセキュリティを維持し、情報漏洩を防止してまいります。
他社参入リスクの面からは、弊社独自のビジネス漫画を用い、そこに学習効果の最適化を組み合わせることで、真似のできない学習効果の高さを維持し続けます。