第102回最終選考会(平成28年7月29日(金)開催)
ビジネスアイディアのテーマ
ビジネスアイディアの概要について
私は大学卒業後南米に渡り、様々な南米のサッカープレーヤーを見てきた。
2013年にはJリーグの清水エスパルスでもプレーをし、必然的に日本人プレーヤーと世界のプレーヤーを比較する事を出来る立場になった。
個人としても2014年に1年間の怪我によるリハビリ期間中、日本国内及び南米で「指導者」という立場でサッカーに携わる期間があった。
そこで感じた疑問。
「何故世界の強豪国では人口に比べて、これだけ優秀な選手を輩出できるのか?」
徹底的に観察し、私なりに現時点での答えを出した。
優秀な選手の特徴。
それは、「プレイヤーとして心技体が充実している」「自ら考え行動している」「適切で充分な栄養と休息を確保している」である。
この事業の、「自ら考え行動できる能力(社会で生き抜く力)を育み、サッカーにおける心技体を育成し、食事・休息サポート」を通して、世界で活躍できるサッカー選手を創出する。
新規性・優位性について
・アスリートに必要不可欠な食育・休育を含めたサポート
・サッカーを共通言語としたスタディーツアーを定期的に開催し、スクール生徒とその両親にも世界中にある様々なサッカー環境を経験する機会を創出する。
・答えを提示するのではなく、直接会話をし、自ら課題を見出し解決策を考えチャレンジできる誘導を行う。
・現役プロ選手が直接教えるスクール
・デジタルハリウッド大学との提携によるドローンを利用した選手のプレー分析
・海外経験のあるスタッフによる誘導
・現役プロ選手が直接教えるスクール
・スタディーツアーを活用し異文化に触れることでグローバル人材を育む
・医学的知識を備えたスポーツフードアナリストによるレシピと食べ方
・管理栄養士による栄養価の管理
・理学療法士による食事に対する身体(内臓)の状態作り
・生産者プロデューサーによる安心安全で旬な食材の選定
・睡眠指導士による睡眠に入るまで 準備、睡眠の取り方、光などの環境などの指導
・デジタルハリウッド大学との提携による無料での施設利用
・デジタルハリウッド大学との提携によるドローンを利用した選手のプレー分析
・アパレルブランドとの提携
市場について
主なターゲット・市場の規模
東京都・神奈川県U12サッカー人口 約50,523人×会費平均7,000円➡約3億5,400万円
15年前と比べるとサッカー人口は、131%増加している。
今後オリンピックにより、スポーツ全体の人口が増えると予想される。
市場での競争力
現役プロスポーツ選手が直接誘導を行う。
新規性・優位性による幅広い複合的なプログラムが可能。
実現性について
実施スケジュール
初年度:
4月より八王子にて第1校を設立し、近隣の小学生に向けた上記サービスの提供を始めた。
また、並行して保護者へ向けた座学を月1回開催している。
5月以降、世田谷、横浜、港区にて複数校展開をし、スクール卒業生が海外へチャレンジするためのサッカーアカデミーの設立を行い、8月に食育をテーマにした農家体験とサッカー技術向上を両立させたキャンプを開催。
2期以降:
全国のサッカースクールへの業務改善を目的としたコンサルティング及び食育・休育を含めたビジネスメソッドをパッケージ化したFC展開。
有料会員へ食育・休息プログラムに関するWEBサービスの提供。
スタディーツアーの開催。
海外スタッフによる語学スクール。
短期海外留学の斡旋。
実施場所
デジタルハリウッド大学
実施体制
ビジネスパートナー
藤川裕貴、サッカーコーチ
宝槻慶仁、サッカーコーチ、サッカーアカデミー(FTA)経営者
亀勇斗、サッカーコーチ(現役プロ)
片岡将元、サッカーコーチ(現役プロ)
後藤梢、サッカーコーチ(現役プロ)
曽根ゆかり、アスリートフードマイスター:薬剤師
山崎友香、管理栄養士
観音勇人、理学療法士
荒井茉莉子、栄養士:食育アドバイザー:フードコーディネーター
由利仁、映像ディレクター
井口秀一、税理士
リスクとその管理
法務的なリスク及び個人情報の保護に対応可能な弁護士と提携済み。
怪我や賠償に対応した保険制度。