第104回最終選考会(平成28年12月2日(金)開催)
ビジネスアイディアのテーマ
ビジネスアイディアの概要について
初期費用0の節水機器レンタル、WASCO事業(WASCO=Water Saving Company)の展開
WASCOはESCO(Energy Saving Company)の節水版で、造語である。
① 最新の節水装置を初期費用の負担がない、レンタルで提供する。
② 毎月のレンタル料金は削減された水道料金の50%に収まり、残り50%は顧客の節水利益となる。
③ レンタル終了後、節水装置は譲渡されるので、顧客は100%の節水利益を享受できる。
豊富な節水LINEUPを用意し、蛇口、シャワー、大便器、小便器、給湯室、厨房など建物の水回り関係の全ての部分に取り付けが可能である。
新規性・優位性について
■新規性
初期費用0のLED照明のレンタルなど、ESCO事業を手掛けている企業は多いが、WASCO事業を手掛けている企業はほとんどなく新規性が高い。
加えて、従来の節水機器メーカーは、節水コマやシャワーヘッドだけなど、単品の取り扱いしかしていないのに対して、弊社は、節水コマやシャワーヘッドだけではなく、大便器、小便器、手洗いなどあらゆる水回りの関係全ての場所に取り付け可能な節水機器をLINEUPとして持っている。それら豊富な節水機器をWASCOで提供することができる点で、新規性が高いビジネスモデルである。
■優位性
従来の水道料金>レンタル料金+節約後の水道料金となるので、顧客にとって非常に受け入れやすいサービスである。
加えて、弊社の節水機器には下記のように大きく4つの特徴がある。
1. 豊富な節水LINEUPがあり、各施設に適した節水機器のご提案が可能。
2.自動洗浄による衛生管理・感染防止効果がある。(院内感染・ノロウイルス防止効果)
3.Total50%以上の節水効果も期待できる。
4.工事範囲を広げない独立型後付け装置(無電源装置・取り外しも楽々)
またPL保険(生産物賠償責任保険)に加入済みであり、お客様に安心なサービスの提供が可能である。
市場について
主なターゲット・市場の規模
水道料金に困っている施設や水道料金を削減したい施設ならば、どこでも提案ができるが、基本的には、ホテル、病院、介護施設など不特定多数の人がトイレを利用する施設が対象となる。
特に、女子校やCall Centerのように女性の利用が多い施設では節水効果が高い。
市場での競争力
現時点で同種のサービスを手掛ける競合先はほとんどいない。
初期費用0円で導入可能。
従来の水道料金>レンタル料金+節約後の水道料金なので、提案を受けた顧客の採用率は非常に高い。
実現性について
実施スケジュール
WASCO事業は、既に開始している。今までは規模が小さかったが、徐々に規模を大きくしていく。
実施場所
ホテル、病院、介護施設やトイレの順番待ちができる施設。そして、水道料金に困っている、または水道料金を削減したい全ての施設。
実施体制
社員は3名だが、これから営業、施工、管理の部分で増員を計画している。
営業は代理店を中心に行っている。
ビジネスパートナー
代理店は、取次代理店、販売営業代理店、施工代理店の3種類があり、現在49社ある。
リスクとその管理
① 競合他社が増加するリスク
対策:商標登録により、参入障壁を高める。
*WASCO, DemiO, Auto Loo 3件出願中
*ISO14001、ISO9001、Pマークなどを取得し、顧客の信頼性を高める。
*大手参加も想定し、規模が小さい施設も徹底的に対応していく。
② 資金調達に企業成長の制約を受けるリスク
対策:新規に金融機関を開拓する。
*再レンタルなど資金調達手段の多様化を図る。
*第三者割り当て増資を行ない、自己資本を厚くする。