第112回最終選考会(平成30年3月16日開催)
ビジネスアイディアのテーマ
ビジネスアイディアの概要について
腰痛・肩こりは、実は企業の生産性を下げている最大要因と言われています。(2015年東大政策研究センター調べ)
“腰痛治療の革命児”東大病院の松平特任教授によると、腰痛の原因は、蓄積する負担によるカラダと、脳が持つ痛みを抑える機能の低下によるココロの不具合であり、カラダとココロの運動療法によりセルフケアで解決可能。この運動療法は、腰痛、肩・首こり、関節痛、メンタル不調など様々な疾患にも効果的です。
しかし、運動を続ける=習慣化が必要だが、それが一番困難な問題でもあります。
そこで、松平先生監修の元、医学エビデンスに基づいた健康経営ソリューションとして、独自の習慣化しやすい健康運動 と、それをスマホのLINEでガイドする、習慣化アルゴリズムを実装したチャットボット(会話型人工知能)を開発しました。
新規性・優位性について
・ NHKなどメディア出演も多い、心理療法を駆使する整形外科医、東大病院松平浩特任教授と
「健康運動の習慣化」領域に関して、7年に渡り、独占業務提携契約を締結済み。
・ 独自開発した習慣化メソッドとアルゴリズムにより、タイミング、進捗など、百人百様にガイド。
(ネガティブな反応にも積極的にガイド)
・ 遠隔医療でもできない、いつでも、どこでも、だれにでもユビキタス対応。
・ 誰もが使い慣れたLINEで、会話型人工知能のキャラクターの「友だち」がガイド。
市場について
主なターゲット・市場の規模
ターゲットは、健康経営に力を入れる企業、各健康保険組合、自治体、福利厚生代理店など。
腰痛疾患者は2,800万人、慢性腰痛患者は2,380万人、産業界だけでも1,285万人と想定。
メンタル疾患者は、産業界だけも3,000万人。
市場での競争力
健康経営、働き方改革に力を入れる企業、各健康保険組合、団体に対し、「健康運動の習慣化をコミット」するという独自のプロモート展開。
遠隔医療でもできない、いつでも、どこでも、だれにでも、安価にソリューション提供。
実現性について
実施スケジュール
2018年 春より腰痛 肩こり 改善・予防プログラム開始。
秋には首こり 関節痛プログラムも、10社以上への導入を目指す。
2019年 メンタル不調への対応を開始し、50社以上に導入を目指す。
2020年 世界各国へ向けて展開開始。
実施場所
自治体の町役場と工場従業員の好結果をもとに、検証実施企業、自治体を含め、各種団体などにプロモート中。
実施体制
・事業主体、システム開発・運用事務局:弊社
・習慣化メソッド開発:株式会社電通
・医学監修:東大病院松平特任教授
ビジネスパートナー
東大病院松平特任教授、株式会社電通、弊社3者間で、7年に及ぶ共同プロジェクト契約を締結。
リスクとその管理
企業内部:ヒューマンリソース 資金調達(来年度以降)
企業外部:知的財産模倣 契約(特許出願済み)