第120回最終選考会(令和元年9月27日開催)
ビジネスアイディアのテーマ
ビジネスアイデアの提案者
【発表者 山村 純登】
ビジネスアイディアの概要について
運動プログラムを中心とした「健康フィットネスジム」で、健康寿命の延伸を目指します。
弊社サービスの特徴は、生活習慣病その他疾病を予防したい人や現時点で患っている人に対して、運動指導・栄養指導等も含めた「健康指導」ができる、いわば「総合型健康指導ジム」を作ることです!
病院では医師から「運動して下さい」「歩いて下さい」と指導を受けますが、何をどのように運動すればいいのか分からない、本当に歩けばよくなるのか?などの疑問を抱えている方も大勢います。弊社ではそのような方に対して、医療の専門家がスタッフとして携わり、適切な方法で運動指導や栄養指導を行い、疾患の予防や改善を促していきます。
弊社では地域の医師とも連携していくほか、総合的なアドバイスができるよう独自に「チームメディカル」(理学療法士・作業療法士・管理栄養士・薬剤師などからなるチーム)を作り、日常生活上の指導も行っていきます。
高齢者になっても、心も体も元気に過ごせる社会を実現していきます。
新規性・優位性について
①医療の専門家(理学療法士・作業療法士など)が医療的視点から安全で効果的な「運動指導」を提供します。
②運動だけではなく、健康に関する情報の提供、生活上のアドバイス、食事の摂り方なども相談・指導できます。
③地域の医師とは「効果測定」で使う血液検査等で連携し、会員が安心して運動を継続できる環境を作ります。
④理学療法士・作業療法士には施設責任者になってもらったり、パーソナルトレーニングのインセンティブを高く支払うことで、社会的地位を高め収入アップに繋げます。
⑤健康寿命を延ばすことで介護保険・医療保険など社会保障費削減ができます。
市場について
主なターゲット・市場の規模
生活習慣病患者数は以下の通りです。
・糖尿病:328万人
・高血圧性疾患:993万人
・脂質異常症:206万人
・心疾患:173万人
これらの方、また予備軍にいる方が弊社のターゲットです。
市場での競争力
弊社の多職種の専門家で構成された「チームメディカル」では、「疾患に焦点を当てた運動プログラム」を作ります。
それは、確実性の高い効果的なプログラムです。
疾患に応じたプロトコルが確立されていない現状では、当チームで作るプロトコルは病院やフィットネスジムにはない強みです。
また、地域の医師との連携を図ることで、運動の必要性が高い人を早い段階で獲得し、地域での高い競争力を獲得できます。
実現性について
実施スケジュール
・インターネットフィットネス事業:2019年10月スタート
・健康フィットネスジム事業:2020年4月スタート
実施場所
川崎市内・駅前やメディカルセンター、商業施設内のいずれかで開業します。
実施体制
・理学療法士、作業療法士:1名
・営業、事務、アシスタント:2名
・管理栄養士:1名
合計4名でスタートします。
ビジネスパートナー
提携先
・株式会社ノーザンライツ・コーポレーション
協力先
・健康運動指導士 1名
リスクとその管理
職員が独立するなどの場合、顧客の持ち出しや職員と顧客の私的トレーニング(個人的に別料金を取る)などが考えられますが、その点については労働契約にて対応します。
同じビジネスモデルの立ち上げ等が考えられますが、当社においては、地域密着を念頭に地域公民館等への出張を行うことで、同業他社より優位性を保つ運営を行います。