第136回最終選考会(令和5年9月15日開催)
ビジネスアイディアのテーマ
ビジネスアイデアの提案者
今井 結菜
川崎市麻生区
- かわさきビジネス・アイデアシーズ賞
- 川崎中小企業診断士会応援賞
- ストーリー賞
- 川崎市産業振興財団特別賞
【発表者 今井 結菜】
ビジネスアイディアの概要について
中学校受験の勉強中に心が疲れて、その際に訪れた神社仏閣で神聖な雰囲気や、ありのままの自分を受け入れてくれているように感じた経験が元になっています。
「神社仏閣のコミュニティサイト」を通じて、実際に訪れてもらうことにより体験価値の提供をユーザーにすること、収入減少が続く神社仏閣の新たな参拝者等の獲得、特徴的な観光地が県内他市に比べ多いとは言えない川崎市の観光地としての訴求を行います。
展開内容は以下。
・コミュニティサイト内に広告を掲示します。
・川崎市の伝統的な商品、神社仏閣にまつわるもの、旅行代理店など、都度、事業に関連する商品を載せて、販売価格の10%を目安に広告収入を得ます。
・神社仏閣からのPR費用をいただき、特集を組みます。
・川崎市の観光名所としてPR します( 企業版ふるさと納税を募集し、一部をPR費用として捻出していただきます)
新規性・優位性について
・神社仏閣に特化した類似サービスは、まだありません。宿坊貸しのサイトや、神社仏閣が単体で行うイベントはあるものの、ポータル( コミュニティサイト) はありません。
・本事業は全国展開可能で全国にある15 万の神社仏閣が対象( コンビニが全国に約5.7 万店)
・神社仏閣を「観光資源」として訴求できること( 川崎市内: 神社96 社、お寺149 カ寺)
・羽田空港直結で観光を呼び込み、国内外のユーザーを獲得できること
・考案者が中学2 年生であり、アントレプレナー教育が広がっていく中での話題性
市場について
主なターゲット・市場の規模
ターゲット:年代を問わず心が疲れており、ちょっとした癒しを求める人および体験を求める海外からの旅行者。
市場: ( 開発中のコミュニティサイトを通じ、神社仏閣で過ごす時間として仮定した場合) リモートワーク市場となり、3,890 億円の市場と想定。
市場での競争力
Google map のクチコミ機能が最大の競合となります。
検索量・情報量ともに豊富ですが、まとめてい>るサイトではないため、個別に調べなければならないのが手間。
その点をコミュニティサイトであれば解決できると考えています。競争よりも共有を推し進めたいです。
実現性について
実施スケジュール
サイト構築に6 か月( 制作会社ヒアリング済)
⇒市内の神社仏閣の基礎情報の調査に6 か月( 同時並行で行うがパートナー必須)
初年度は川崎市内版、次年度は3 拠点、3 年度目は10 拠点を目指します。
実施場所
初年度は川崎市、次年度以降は神奈川県内であれば鎌倉市、小田原市等
実施体制
・サイト構築( 外部) ・広報担当者( 外部) ・旅行代理店
・金融機関( 市内宿泊業者の情報や連携において、お力をお借りしたい)
・その他協力パートナー企業
ビジネスパートナー
随時募集
リスクとその管理
・情報投稿者のスクリーニング( 不要な情報を削除する必要があるため)
・( 直接的な責任はないが) サイト閲覧者が訪れる神社仏閣に起こす問題
・パンフレット配架にかかる広告宣伝費用
・学業とのバランス