かわさき起業家オーディション

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株式会社bajji 代表取締役 小林 慎和|第141回受賞者

第141回最終選考会(令和6年12月6日開催)

ビジネスアイディアのテーマ

製造業の脱炭素社内浸透を支援するクラウドサービス「エコいっぽ」

ビジネスアイデアの提案者

株式会社bajji
小林 慎和

東京都台東区

  • かわさき起業家賞 
  • Globiz賞 
株式会社bajji 代表取締役 小林 慎和|第141回受賞者

【発表者 小林 慎和】

ビジネスアイディアの概要について

 企業は脱炭素化を進めているが、従業員の意識向上、エコアクションの増大に苦労している。そのためには従業員の行動変容が必要。
エコいっぽでは、ゲーミフィケーションとインセンティブ、さらには生成AI を活用することで、継続的に、自然と脱炭素に向けた意識の向上とエコアクションの増大が進む支援が可能となっています。

株式会社bajji 代表取締役 小林 慎和|第141回受賞者

新規性・優位性について

 本サービスのモデルは、独自性が高く、特許も4 件申請( 3 件取得) しており、競争力があると考えています。
従業員一人ひとりの脱炭素アクションを促進するために、ゲーミフィケーションと生成AI を組み合わせた点にあります。
「個別最適化された学習体験」「リアルタイムでエコアクションを提案するチャットボット」「行動の可視化と分析」これらの機能を組み合わせた「エコいっぽ」は、従業員の行動変容を促し、企業全体での脱炭素化を加速させる独自のプラットフォームです。

市場について

主なターゲット・市場の規模

主なターゲットは、上場企業。特に製造業が中心。
上場企業と取引をしている中堅企業もターゲットとなり、約2 万社がターゲット。
市場規模は、TAM で3,000 億円、SAM で600 億円、SOM で120 億円程度。

市場での競争力

従業員の脱炭素化のアクションを増やしたい企業は数多く存在するが、それを支援するクラウドサービスはまだない。当社のサービスは、現在製造業を中心に上場企業に導入され始めているので、デファクト化を狙っている。

実現性について

実施スケジュール

2024 年5 月のローンチ。約半年で上場企業を中心に広がりつつあり、課金ID が1,500 程度まで増えている。

       

実施場所

クラウドサービスのため、場所を問わず顧客は利用可能。

実施体制

エンジニア中心の会社ですべて内製化。

ビジネスパートナー

なし( ある大手企業と業務提携を交渉中)

リスクとその管理

クラウドサービスのため、一般的なセキュリティ対策が重要だと考えています。
ISO 27001 の取得に向けて準備中。

お問い合わせ先

公益財団法人 川崎市産業振興財団

〒212-0013 神奈川県川崎市幸区堀川町66番地20 川崎市産業振興会館 7F
かわさき起業家オーディション事務局
Tel.044-548-4163 Fax.044-548-4151

audition*kawasaki-net.ne.jp *は@をあらわします

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