第141回最終選考会(令和6年12月6日開催)
ビジネスアイディアのテーマ
ビジネスアイデアの提案者
【発表者 山口 聖治】
ビジネスアイディアの概要について
日本発、新しい省人化越境販売です。
弊社ビジネス構想「Logiwill24.ai 」の取組として、生成AI で制作されたデジタルヒューマンによるライブコマースを活用し、中国本土および日本国内で自動化された24 時間宣伝販促活動とデータ連携の自動ピッキングを実現、日本ブランドの越境販売強化に貢献いたします。
新規性・優位性について
ビジネスモデル特許出願中「特願2024-016397 」。生成AI のアバターによる24 時間配信可能な宣伝販促手段と自動化されたフルフィルメントで、安価に早く商品を消費者へお届けできます。弊社保有の物流ネットワークと中華圏のパートナー資産によって中国大陸のスムーズな通関、確実で安全な物流スキームで直接販売が可能。ライブコマース市場は日本で黎明期、競合不在、オンライン販売手法の新しい価値、市場形成が期待できます。
市場について
主なターゲット・市場の規模
市場全体規模としてタオバオライブコマースユーザー4 億人、獲得可能な最大の市場規模であるアクティブユーザー数は1.5億人。うち30% の4,500 万人が越境EC利用者と推定し、その10%が日本ブランド嗜好層としてコアターゲットの推定母数は450万人、流通総額(GMV) は3,375 億円を試算。
市場での競争力
・代表の中国本土でのビジネス経験と知見、日本国内にデジタルヒューマンに特化したライブコマースの事業展開競合はいない( ブルーオーシャン市場)
・物流を弊社が一元的に担えるため、手元に届く時間を他社に比べて短縮(注文から最短で2日間で個宅配送)
実現性について
実施スケジュール
2025年3 月までにファースト顧客獲得とPoC(概念実証) を完了し、2025年4 月より本格的な営業展開。並行して蓄積データをチューニングしてやりとり精度も高め、ライブ可能なプラットフォームを拡大してターゲットボリュームを増強。2025 年6 月より広告宣伝活動ならびにSNS アカウントを開設してPR施策展開。
実施場所
事業推進は弊社川崎本社、実施はオンラインチャネル( タオバオライブ)、弊社物流センターより流通。
実施体制
事業責任者は発案者である代表山口が担い、事業推進は弊社専務が担当、国内パートナー企業2 社と中国パートナー2 社と協業。
ビジネスパートナー
Pinpon株式会社、ROMS株式会社、株式会社ACD、You-Joy-Media(优界文化传播上海有限公司)
リスクとその管理
販売不振による過剰在庫は仕入れ元との受注販売契約締結でリスク排除、パートナー中国現地会社との契約時の違約金規定、資本提携によるチャイナリスク軽減。