- 企業価値の向上が求められている昨今、上場企業にとっては、重要な経営上の意思決定をする前に、どの経営指標、業務指標等をどの程度改善すれば、市場評価がどう変わるかを見通す予測が非常に重要になっています。
- 企業にとっては、株主重視を標榜して導入したはずの経営指標が、殆ど株価と連動しないということも珍しくありません。これは、多くの場合、その企業の株価決定の主導権を持っている投資家層が重視している投資尺度と、企業が良かれと思って導入した経営指標に大きなギャップがあることによって生じています。
- 株価を意識した経営判断は、また、企業が得たキャッシュフローを再投資に使うのか、配当や自社株買いに使うのかを判断する時などにも重要になります。
- こうしたことを、理論株価ではなく現実の株価の変化を想定して判断するには、実在する投資家がどのような投資尺度をどの程度重視して、自社の株を売買しているのか、自社の定めようとする経営指標と目標に対してどの程度の株式購買需要が見込めそうなのか、などを見極める必要があります。また、同時に、IR活動に備え、様々な経営指標と目標数値をシミュレートして、それぞれのシナリオを評価して自社株を保有してくれる投資家層を、ファンド、ファンドマネジャー単位で特定しておく必要もあります。
- 当該ビジネスアイデアは、弊社が既に手作業で行っている分析工程をコンピュータで自動化し、かつ、意思決定の応用範囲を経営、財務、IRの各政策全般に広げる新たなASPサービスの一種です。
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