かわさき起業家オーディションビジネス・アイデア シーズ市場
第44回最終選考会(2006年11月11日開催)
ENTRY No.2

ビジネスアイディアのテーマ
『複合機能を持つ国際幼児園 ”キンカーン”』

ビジネスアイデアの提案者
有限会社キンカーンインターナショナル
 瀧澤 昌子(たきざわ しょうこ)

  【川崎市川崎区】

かわさきビジネス・アイデアシーズ賞
日本起業家協会賞

ビジネスアイディアの概要について
  • キンカーンインターナショナルスクールは保育園、幼稚園、学童保育、そして塾の複合した機能を有した幼児園です。
  • どの国籍の子供も受け入れられるカリキュラムを通して、日英2ヶ国語による保育と教育を実施し、幼児期の社会教 育に貢献しています。
  • 現在9カ国のスタッフを有しており、国際色豊かな環境と文化を提供しております。
  • 複合型の特徴を生かし、働く両親を支えながら、あらゆる幼児教育のニーズに答えて参ります。
  • 外国籍の子供たちにとっては日本を学ぶ場となり、また、保護者間の交流の場としての役割も持っております。
私ども幼児園は、保育・教育・保護・文化交流が一ヶ所で満たされるこれまでにない場であり、保護者にとって格段に高い利便性と汎用性を提供していくものであります。

新規性・優位性について
私どもはオープン当時から利便性の高い機能を持った施設であり、そこには7つの要素(幼稚園)(保育園)(学童保育)(語学教室)(おけいこ教室)(小学校受験対策教室)(文化交流)と多国籍スタッフを取り入れ、利用者にとって一段と魅力のある内容をもったこれまでにない唯一の園です。また、定員が少なくコンパクトな園であることで改革や改善が効率よくでき、時代や利用者のニーズにあったシステムや教育内容の見直しが短時間でできることも保護者から支持されています。国の幼保一元化を目指した認定子ども園にも一般の幼稚園や保育園やどこの塾にもないシステムです。

市場について
  • 主なターゲット・市場の規模
    保育所の入園待ちをしている家庭のみならず、保育だけではなく高い教育性を目的とした園を望む家庭との両方を対象とすることができる。また、近年の社会治安に不安を持つ小学生のいる家庭、さらに小学校からの語学教育を見越した先取りの教育に関心のある家庭など、ターゲットの幅は広い。
  • 市場での競争力
    少子化により閉鎖する幼稚園がある中、夕方まで在園できる保育園の需要は伸びてきており、東京都・神奈川県だけでも入園待ち児童は8000人超と、全国の30%を超えており、市町村で新しく保育園をつくっても職場進出や復帰を望む母親が増えている為、園の受け入れ枠は追いついていない状況となっている。また、その中でも既存の施設とは違う教育性があり、特色を持ち専門性に特化した園を望む保護者が多い為に、私どものシステムは競争力が高い。
実現性について
  • 実施スケジュール
    2004年 法人化 済み
    2006年 収益前年比120%予定
    2008年 姉妹校オープン
    2009年 提携小・中・高校を15校へ
  • 実施場所
    現在校の所在地 - 川崎区新川通10-14
    姉妹校オープン予定地 - 中原区小杉 他
  • 実施体制(従業員等)
    現在のスタッフ数14名、姉妹校オープン時に8名増となる。
  • ビジネス・パートナー
    *学校法人 暁星国際学園小・中・高校(木更津市) *カナディアンインターナショナルスクール(品川区) *コロンビアインターナショナルスクール(所沢市) *ホライゾンインターナショナルスクール(横浜市)
  • リスクとその管理
    ●外国籍のスタッフが大半数を占めるためVIZA取得とその管理の重要性
    ●二号店及び通常時のスタッフの人材育成とそのシステムづくり
    ●子供たちの安全保持の為の管理マニュアルの充実

このページの内容は、受賞者の文責による最終選考会プログラム(当日配布)の内容を転載したものです。
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