ビジネスアイディアのテーマ
『自転車型浄水装置の災害用途から家庭用併用までの事業展開』 |
ビジネスアイデアの提案者
日本ベーシック株式会社
勝浦 雄一(かつうら ゆういち)
関 靖男(せき やすお)
【川崎市中原区】
かわさき起業家優秀賞
かわしん賞
りそな神奈川応援賞
川崎商工会議所会頭賞
会場応援賞
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ビジネスアイディアの概要について
- 自転車の後輪の回転力を活用して、災害時にプールや河川の水などを浄水し、飲料水を造る装置の販売を始めました。
- 災害時専用では用途が限定されて販売面で苦戦を強いられました。これを打破する為に、製造コストの削減も兼ねて浄水部を自転車から分離する方式を採用しました。
- この分離した浄水部を日常時はキッチンの蛇口に接続して家庭用浄水器として使い、非常時にはこの浄水器を自転車搭載のポンプと接続して河川等から飲料水を造ろうと言うシステムです。
- 更には、少人数向には手廻し型ポンプも準備していますので自転車を使わないシステムも考慮しています。
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新規性・優位性について
- 自転車やバイクを用いて浄水すると言う技術で日本、米国、中国、台湾の特許を取得しました。
- 人力式浄水装置としては自転車を活用することにより大量の浄水が必要な場合には手動式や足踏み式等に比較して最も疲労度が低いものになります。
- また、移動が容易で水源に自ら走行して行けます。勿論、電気もガソリンも不要です。
- エンジン式と違って素人でもメンテナンスが出来ます。
- 水資源の後進国の給水システムとしても効率的な手段です。
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市場について
- 主なターゲット・市場の規模
1)災害時の緊急用途→年間500〜1000台
2)個人用途 →年間200〜500台
3)海外(ODA他)→年間1000〜2000台
- 市場での競争力
災害用途では自治体の補助金の期待できる町内会向や個人向けに競争力があります。
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実現性について
- 実施スケジュール
自転車分離型浄水システムは来年早々には販売を開始したいと計画しています。一方、手廻し型システムは発売を開始致しました。
- 実施場所
日本全国および輸出
- 実施体制(従業員等)
現在2名。2008年には4〜5名に。
- ビジネス・パートナー
東洋紡エンジニアリング梶A住友商事梶A宮田工業梶A三菱レイヨン・エンジニアリング梶A潟Eェルシィ
- リスクとその管理
家庭用で使用される際のアフターサービス体制とメンテナンス体制の構築とその維持・管理
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