かわさき起業家オーディションビジネス・アイデア シーズ市場
第46回最終選考会(2007年2月10日開催)
ENTRY No.3

ビジネスアイディアのテーマ
『すまいるスキップ♪してみませんか?』

ビジネスアイデアの提案者
すまいるスキップ♪こども塾
 前田 香奈(まえだ かな)

  【川崎市宮前区】

かわさき起業家賞
日本起業家協会賞
すまいるスキップ♪こども塾  前田香奈さん

ビジネスアイディアの概要について
「すまいるスキップ♪プログラム」+「各種芸術家との面白芸術体験教室」を柱とし、以下4つのサポートを行う。
  1. オリジナルソングとダンスを用いた「すまいるスキップ♪プログラム」による自己表現力の育成
  2. 異年齢の友だちとの交流による協調性の育成
  3. 家庭との連携による子どもたちの自己効力感の育成
  4. 勉強のサポート
すまいるスキップ♪プログラム:イメージとしては「小学校の“音楽+体育+道徳”の時間」を組み合わせたもの。音楽の「感性の刺激」「リラックス」「自己表現」などの効果に、体育の体を使った「運動のすがすがしさ」「ストレス発散」の効果を足して、道徳の「心を見つめる」「言葉で表現する」「認め合う」という部分を取り入れたプログラム。心のモヤモヤや運動不足をほぐすように解消し、すっきりした気持ちで深くリラックスして、より心を見つめやすい状態をまず作る。そして、自他の気持ちに向き合えるような雰囲気の中で、音楽や身体、言葉を使ってのびのびと子どもたちが自己表現できる喜びを味わいながら、思いやりの心を育むことを目的としている。

すまいるスキップ♪こども塾

新規性・優位性について
様々な痛ましいニュースが世の中を騒がせる現代社会の中で、優しい心を持つだけでなく他人の痛みを理解できる心と、たくましく生きていく力の両方が求められている。また、全国的な少子化が進む中でよりいっそう子どもへの教育に対する「意識の向上、投資、質の向上」が見込まれる。心や言葉を大切にした、日常では経験できないようなユニークな芸術体験プログラムで感性を磨きながら、自他を大切にする空間の中で人間性を高めることができる。

市場について
  • 主なターゲット・市場の規模
    主に、川崎市高津区・宮前区・中原区その近隣地域の小学生(6〜12歳)とその保護者が対象。 中でも需要が満たされているとは言いがたい、「子どもの心の成長を大切にしたい」という家庭を特にターゲットにしている。具体的には塾の詰め込み学習や学校教育に不安を抱えている家庭、学歴や学力だけでなく子どもの人間性を伸ばしたいと考えている家庭の方々に利用してほしい。
  • 市場での競争力
    この地域は、子ども向けの音楽教室、学習塾などが数多く存在し、教育意識の高い地域である。「従来にない各種芸術家との芸術体験教室」や、「ミュージシャンと小学校教諭の経験と実績から作り出した多面的なオリジナルプログラム=すまいるスキップ♪プログラムの面白さ」、「異年齢交流の楽しさ」が市場での競争力となる。また、代表前田香奈自身が個人活動(メディア露出、書籍出版、CD出版、講演活動など)を行うことで、興味を持ち、趣旨に賛同した参加者を見込む。

実現性について
  • 実施スケジュール
    2007年2月〜:無料体験イベント+毎月1回のイベント(参加費徴収) 同年4月〜:週に1回の定期教室(月謝徴収)開始予定 子どもたちとしっかり向き合うため、1回の教室を児童数20名までとし、随時回数を増やす計画。
  • 実施場所
    高津区にて通常教室を実施。「てくのかわさき」等ホールにてイベント開催
  • 実施体制(従業員等)
    2007年2月 NPO法人設立申請時 社員10名+外部講師(各種芸術家)
  • ビジネス・パートナー
    さまざまな分野で活動中の芸術家(作曲家・キーボーディスト:丸尾めぐみ氏、書道家・シンガーソングライター:田村昌之氏、写真家:長野容子氏 他)
  • リスクとその管理
    @子どもの急な体調不良やけがへの対応と保険加入
    A教室への行き帰りの安全確保
    B個人情報の保護管理
    Cオリジナル曲の著作権など各種権利の保護管理

このページの内容は、受賞者の文責による最終選考会プログラム(当日配布)の内容を転載したものです。
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