@農業人口における高齢者の割合は30%を超えており、現在の農業の形態では生産に参加することが困難である。
A我が国の障害者数は300万人を超えており、高齢化に伴いその数も増加しつつある。多くの企業は障害者雇用枠を消化できずに課徴金を支払っている。
B団塊世代の退職者は、2007年からの3年間に全人口の5%にもなり、このうち40%の人々は農村に住み、10人に1人は農業に従事したいと希望している。
⇒体力、生産技術、栽培技術、販売技術を持たない上記のような人々に、@作業を補助する福祉農業作業車、A快適な作業を保障する施設園芸ハウス、Bリハビリを行うことの出来る園芸療法、C栽培ノウハウ・生産管理・販売会計などの情報システム、を単体、あるいはセットで提供することにより、農業には素人であった人々に農業に参入していただくことにより、高齢化が進行している農村やシャッター街化している町の活性化、企業の障害者雇用の促進に貢献することが期待される。
|
|