今や、健康志向は完全に根付いたといえる。しかしその「健康」が危うい時代になってきた。地域や所得による医療格差、メタボリックシンドロー ム、保健経済の破綻、など様々な要因をあげることができる。しかし、その根底には、自分の健康状態の正しい把握方法やデータについて取り残さ
れたままになっていることがある。その原因の1つが健診データの拠り所となる基準値が持つ、「性年齢を考慮していない」、「設定値そのものが おかしい」などの問題点にあると指摘されている。
本システムは健診データを性年齢別に標準値化し次を実現している。
- 性年齢に応じた健康状態を把握する
- 検査値項目に共通の判断指標100を採用し、検査値の理解を容易にする
これにより、医療従事者の受診者に対する説明も理解し易くなり、自身も健康について正確に把握することができるようになる。本システムはEB M(科学的根拠に基づく医療)化に向け、健康の「情報」を「科学的」に捉え分析し、健康への「自発的改善」を促すことを可能とする。
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