かわさき起業家オーディションビジネス・アイデア シーズ市場
第51回最終選考会(2007年12月7日開催)
ENTRY No.2

ビジネスアイディアのテーマ
『日本企業にもっとアジアを身近にする企業を目指して』

ビジネスアイデアの提案者
株式会社ネクストアジアインターナショナル
 張 立群(ちょう りつぐん)
 早野 彰浩(はやの あきひろ)

  【川崎市川崎区】

かわさきビジネス・アイデアシーズ賞
早野 彰浩さん

ビジネスアイディアの概要について

ITを用いたアジア各国間インキュベーション情報データベースの構築、及び、検索システムの構築を行い、アジア各国事情情報を提供を切り口に@ローコスト作業体制の提供 A容易な海外進出のサポートを行う また、アジア各拠点現地では、B外資系企業に対し下記掲示のmade in japanのハイエンドな商品販売を行う

商品例1商品例2商品例3
インキュベーション情報データベース

新規性・優位性について
各国とも個別に対応をしている大手銀行や金融系総合研究所、そして政府系のものはあるが、各母体企業のビジネスの延長でサービスを提供している状態。弊社は、アジアビジネスを展開する地元中小企業に密着した廉価で便利なサービスをIT技術を駆使して展開する。地元企業とアジア各国のビジネス情報をアジア起業家村の趣旨でもある生活環境支援も含めて提供するものであり、大手を含めて、個人がコンサルタントとしてやっている例は各国別にはあるが、アジア全域を視野において、インキュベーション施設をリンクして提供していこうというワンストップサービスは、弊社しかない。

市場について
  • 主なターゲット・市場の規模
    @ 日本の中小企業が、製作・製造・経営がある程度形が出来てきたとき、さらに、製作・製造・経営コストを下げたいと考えているある程度経営年数がある企業に。
    A 日本の中小企業が、日本国内販売だけでなく、海外販売を考えたいと思っている企業に。
    B 海外の企業が、国内販売だけでなく、日本市場を考えたいと思っている企業に。
  • 市場での競争力
    今回のような事業は世間ではリスクマーケットと認知され、大手では、監査法人会社とか、金融系が大手企業相手に行っているが、中小企業相手に民間ベンチャー企業で行っているところは少ない。しかし、中小企業がお金を出してでも欲しい環境や要素があれば市場は確実に存在する。
    したがって、競争の激しい市場ではなく、競争のまだあまり存在しない市場である。

実現性について
  • 実施スケジュール
    2007年10月 開発準備室の開設
    2007年10月 川崎において会社設立登記
    2007年10月 ハノイMIインキュベーションセンター グランドオープン
    2007年11月 台湾MIインキュベーションオフィス準備事務所設置
    2008年1月 ベトナム現地法人登記 
    2008年3月 台湾MIインキュベーションオフィス  グランドオープン
    2008年4月 台湾現地法人登記 
  • 実施場所
    〒210-0855 川崎市川崎区南渡田1番1号 アジア起業家村 KSP-THINK R02
  • 実施体制(従業員等)
    企画、実施、経営: 張立群、早野彰浩 日本国内営業:森井司 各拠点販売企画:加納諭
  • ビジネス・パートナー
    於中国日本向け建材生産会社、成川正年様(マーケティング及び経営相談)、その他多数 
  • リスクとその管理
    中国とベトナムにおいては、法体系が未整備、不透明性、許認可手続きの煩雑さ、更には経済活動においての障害になる地元習慣等々があるが、全てにおいて、現地の事情をよく調査理解して、先駆的企業があれば、指導や助言をお願いし、現地の習慣や事情による勘違いや食い違いを1つ1つ解決していくのが最善と考える。

このページの内容は、受賞者の文責による最終選考会プログラム(当日配布)の内容を転載したものです。
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