かわさき起業家オーディションビジネス・アイデア シーズ市場
第51回最終選考会(2007年12月7日開催)
ENTRY No.3

ビジネスアイディアのテーマ
『Invitation to Virtual Mall (3Diをプラットホームとした次世代Webビジネスモデル)』

ビジネスアイデアの提案者
エムアンドケイズホールディングス
 渡辺 一郎(わたなべ いちろう)

  【川崎市川崎区】

かわさきビジネス・アイデアシーズ賞
渡辺 一郎さん

ビジネスアイディアの概要について
Virtual Mall はアパレル系eコマースにおける新たなビジネスモデルです。
インターネットを介して自宅のパソコンにユーザーそっくりの分身を登場させ、あたかも実物に触れたり、実物を試着したり、起こり得る生活シーンに実在しているかのようなバーチャル体験を可能にします。
また、服飾品のコーディネートサービス、トレンディー情報が仮想コーディネーターのガイダンス(音声・文字)で得られるインターネット販売システムです。
Second Life に代表される3Diをプラットホームにしたサービスは、次世代Webシステムの主流となるでしょう。 Virtual Mall はWeb2.0システムにいち早く3Diの手法を取り入れ、3D-CGで仮想体験を提供します。
Invitation to Virtual Mall

新規性・優位性について
商品購入時に、試着体験、起こり得る生活シーン体験(シュミレーション)やトレンディ情報を提供することで、利用者にとっての満足度を最大にして商品を販売できる衣料品等に最適なインターネット販売システムです。
現在主流のシステムは単にカタログをWeb上に提供したもので、市場のトレンドを先取りした、Virtual Mall のようなトータルコーディネートサービスを提供できるサイトは未だ皆無です。

市場について
  • 主なターゲット・市場の規模
    【主なターゲット】
    @国内外のネット販売市場、A他施設との差別化を図ろうとしているショッピングモール・一般店舗(リアリティ店舗)、B有名ブランドショップ
    【市場の規模】
    大手通販会社のアパレル売上は 500億円(推測)でありVirtual Mallの優位性と将来性から潜在的ではあるが非常に大きな市場性が期待できる。
    ※B to Cの売上は4兆4000億円で衣料品の比率は4%(経済産業省)
  • 市場での競争力
    @ バーチャルモデル(ユーザーの分身)による試着サービスの提供
    A トータルコーディネートサービス、トレンディ情報の提供
    B生活シーンの仮想体験サービスの提供
    現状のネット販売市場に類をみないトータルコーディネートサービスを提供できる

実現性について
  • 実施スケジュール
    @2007年10月開発準備室の開設
    技術・資本提携等パートナーシップ企業の開拓、マーケットリサーチ、加盟店開拓
    A2008年1月 IT展示会 2008 in Second Life にVirtual Mallを出展
    B2008年6月 Virtual Mallの運用開始予定
  • 実施場所
    川崎市川崎区に開発準備室を開設
  • 実施体制(従業員等)
    システムの運用開始時営業・開発・運営担当 2名、店舗コーディネーター3名を予定 ディフェクト方式を採用し固定費の軽減を図る
  • ビジネス・パートナー
    技術・資本提携等広く募集中
    技術・コンテンツの提供を鰍rEGA、潟Zリウスに依頼中
    運用加盟店としてMaria Glace、滑ロ井他と交渉中
  • リスクとその管理
    @競合先との差別化を明確にする必要がある
    AVirtual Mallの特性により、リアリティーショップ・有名ブランドショップの加盟が不可欠である(アパレル・ファッション業界の閉鎖的カルチャーの打破)
    B利用者に優位性、利便性が浸透するまでの時間がかかる

このページの内容は、受賞者の文責による最終選考会プログラム(当日配布)の内容を転載したものです。
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