従来、建材等における金色の素材は、金に似た色の金属、もしくは金メッキを用いてきたが、高級感や耐久性に問題があった。また近年の材料価格の高騰により、製品価格の上昇が避けられない。弊社は宝飾業であることから、貴金属製品のもつ風合い(高級感)の表現方法について、多くのノウハウを持っている。この知見をもとに金色を呈する合金を開発し、特許出願(特願2001-248712)を行った。これは、金を含有せずとも金合金の金属色を得ることができる金属素材である。また、用途により、任意の量の金を含有することも可能である。さらに表面処理技術を併用し、耐久性ついても配慮している。 |