かわさき起業家オーディションビジネス・アイデア シーズ市場
第56回最終選考会(2008年12月5日開催)
ENTRY No.3

ビジネスアイディアのテーマ
会話障がい者(含む外国人)とのコミュニケーションツールの活用

ビジネスアイデアの提案者
tree絵本プロジェクト
 金田江里子(カネダエリコ)

  【山形県米沢市】

かわさき起業家大賞
日本起業家協会賞
金田江里子さん

ビジネスアイディアの概要について
コミュニーション絵本

何らかの障害により声をだしての会話が難しい、もしくは言葉のわからない外国人とのコミュニケーションの手段としての意思伝達ツールの提案です。
イラストとキーワードが会話テーマ毎に頁わけされた会話型絵本もしくはシートにより、意思伝達で困っている方とサポートを要請された側とのコミュニケーションを容易に行うことを目的とます。
特殊な合成紙と加工により書込みや削除、貼付も可能。しかも防水です。
日常生活で必要な基本会話のサンプルをイラストや文字・キーワードで表現し、簡単な受け答えを指差しや書込みで訴え、お互いの意志疎通ができます。
現在、介護用として企画開発し販売5年になる自社商品「コミュニケーション絵本」をさらにグローバルに利用拡大するバージョンアップ版を目指しています。
アナログにこだわることにより、誰でも簡単に直感的に意思伝達が可能です。難しい操作やマニュアルがありませんから、年齢やスキル、障がいの有無、外国人とのやりとりにも便利です。


新規性・優位性について

1.イラストとキーワードを指差すだけで意思を伝達します。
2.シート全体に書込みができメモやシールも自由に貼ったり剥がしたりできます。
3.防水紙なので雨や汚れにも強く、お風呂でも使えます。
4.マニュアルがなく利用者が自由にカスタマイズできます。


市場について
  • 主なターゲット・市場の規模
    会話障がい者を含む、医療、福祉、教育、公共機関、外国人サポートなど
    日本国内 ~ 世界へ発信!
  • 市場での競争力
    アナログにこだわった商品であることから、時代に左右されない普遍のロングラン商品として残れると思います。

実現性について
  • 実施スケジュール
    H21.03 現在の商品をもとに新バージョンを企画
    H21.05 サンプル商品の製作
    H21.08 新商品のモニタリングと考察
    H21.12 改訂版の製作
    H22.01 商品のプロモーションおよび販売活動開始
  • 実施場所
    日本国内
  • 実施体制(従業員等)
    プロジェクトチームを組んで対応(3人体制)
  • ビジネス・パートナー
    社会貢献事業に理解のある企業さんを募集いたします。
  • リスクとその管理
    個人事業主であるための、資金と人手不足。

このページの内容は、受賞者の文責による最終選考会プログラム(当日配布)の内容を転載したものです。
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