川崎ファータイル株式会社
亀岡大八（カメオカダイハチ）
（発表者：佐藤　副社長他）
【川崎市川崎区】

かわさき起業家賞
りそな神奈川応援賞
川崎商工会議所会頭賞

火力発電所に代表される、大型工場に使用する冷却導水管に付着し、障害となる貝（年間数十万トン）を高速破砕装置（特許申請中）で生石灰と混合、肥料化し農業資源として活用する。
産業廃棄物であった貝を農業資源用有価物とすることにより、環境の保護と自然との調和を図り、循環型社会を作る一助とする。

短時間に生貝を高品質の肥料に再生できたこと。（悪臭防止、生産エネルギーが少ない）
特に、今までこのような生石灰で海洋生物を凝縮した肥料は、法的に認められなかったが、長期間の農事試験で実証し、日本で初めて認可された。（千葉県肥料登録済）
当社の身付貝殻肥料は海からのミネラル分を含んでおり、他には無い高機能である。また廃棄物の有効利用で有るため、安価に提供できる。
原料は毎年取れるので、絶対量は限られているが、無くなることは無い。

• 主なターゲット・市場の規模
  農家・年間千数百万トン
• 市場での競争力
  ミネラル含有の土壌改良剤は他に無く、かつ類似の商品より安く提供できる。

• 実施スケジュール
  平成20年10月30日肥料製造・販売認可取得
  平成20年11月より、大規模農家、種苗会社、農協等に営業開始
  平成21年は1000トンを製造する計画であり、その後順次拡大して行く。
• 実施場所
  現住所にて実施
• 実施体制（従業員等）
  当初は全従業員7人（事務、営業、工場）から始め、株式会社神野と調整しながら事業を拡張する。
  
• ビジネス・パートナー
  株式会社　神野
• リスクとその管理
  まとまった、一定量（大規模）販売を目指すが、売れ残った場合は当社工場にて保管し、小袋に詰め替えて売りやすくする等、少量販売も考える。また、価格を調整し、在庫を作らないよ う管理する。