食品製造過程に於ける異物混入の問題がポンプそのものにも発生しています。
現在使用されている固形物含有食品用ポンプの内側では構造上の問題で、部品同士の接触・磨耗・劣化により、部品そのものが削り取られて微粒子となり、食品に混合される問題が有ります。
また、ポンプはモーター駆動に依る為のモーター音とポンプ部分での稼動音が発生する為、騒音対策を要する場合が多く、回転部分が露出している場合は保護措置が必要になっています。
本製品は、螺旋羽根(スクリュー)を使用する事で部品同士の接触・磨耗を無くし、劣化する部品も使用しない事で異物混入の可能性を排除し安全性を確保、騒音を低く抑えました。
ポンプの構造を単純化する事で、分解・洗浄も容易となり、交換部品も極端に減らす事で保守費用の削減を可能とし、回転制御に依る経済的稼動の確保、ポンプとモーターの一体化で丸洗いを可能にし衛生面も確立した商品です。
食品に限らず、気体の混入・不均等粘性液体など広範囲での使用が可能で、ポンプ単体での販売と従来の設計経験を生かした周辺設備の設計・改造工事、ポンプを取り入れた装置の設計・製作・販売の事業化を進めています。 |