九州大学都甲研究室とともに開発した人間の舌を模倣した味覚センサを用いて味の数値化技術を提案。旨味、苦味、渋味などの基本味および後味、コクやキレなどを数値化している。
「味の数値化」を実現する味認識装置は、食品業界全体の評価基準として、官能評価の強力なツールとして使われている。味の好みの地域差、男女差や年齢差、味のトレンドや他社の動向や戦略が味のマップとして見える。新商品のコンセプトや目標が数値データで明確になり、開発が早くなり、どこまで達成したかも目で確認できる。また、努力し創意工夫して開発された商品の味が見えるため、社内のトップ、バイヤーや消費者に、努力や創意工夫点が正当に評価さる。 |