かわさき起業家オーディションビジネス・アイデア シーズ市場 第76回最終選考会(2012年3月10日開催)

Entry.1


ビジネスアイディアのテーマ

インクリボン専用シュレッダーの開発

ビジネスアイデアの提案者

株式会社エムシステム・ソリューションズ

彌勒地 功 (ミロクジ イサオ)

【東京都大田区】

かわさきビジネスアイデア・シーズ賞

大和企業投資賞

彌勒地 功 さん

 

 

ビジネスアイディアの概要について

IRS−09

・全国自治体が発行する『住民基本カード』に代表されるプラス
 チックカードにデータと顔写真を印刷する場合、 インクリボン
 が利用されます。その使用済みインクリボンには印刷された
 個人情報がそのまま残っています。                             
・この使用済みインクリボンはプラスチックゴミなので『燃やせな
 いゴミ』扱い、廃棄業者がそのまま最終処分場に持ち込みま
 す。つまり、住基カードの中身である、個人情報がそのまま
 市中を移送され、最終処分場まで生データのまま持ち込まれ
 ます。生データのまま移送される、このセキュリティーホールを
 解決する為に『インクリボン専用シュレッダー』を開発、提供す
 る事でこの問題を解決させました。
・機密書類は「シュレッダーにかけて処分」との事は今や常識、
 使用済みインクリボンも『シュレッダーにかけ処分」後、廃棄業
 者に渡す事で、生データのまま移送されるセキュリティーホー
 ルが解消され、安全、安心な廃棄方法が確立されます。

新規性・優位性について

・2011年1月から発売、この時点では他社に『インクリボン専用シュレッダー』は存在していない。
・この様な中で紙用シュレッダーメーカーは従来の紙用シュレッダーを利用してインクリボンを細断する事を試み、
 実行したが、静電気でカット刃にカット屑が絡まりダストボックスに落ちない、最悪は、絡まったカット屑が摩擦熱
 で溶解、シュレッダーの刃が固着、故障させ、実用的でない事が証明された結果、紙用シュレッダーメーカーから
 は 未だにインクリボンシュレッダーが発表されていない。

市場について

主なターゲット・市場の規模

・住基カード、パスポート、自動車運転免許証、銀行キャッシュカード、クレジットカード、健康保険証、社員IDカード
 、行員、職員、学生証等々、プラスチックカードで個人データ、顔写真等を印刷する現場。 約40 億円の市場と
 推測。
・可能性として、住基カードには近い将来、住基データに「年金」+『介護保険」+「国保」が追加される予定、全国民 の65% (7,200 万枚) が持つようになる。

市場での競争力

・現在、当社の「インクリボンシュレッダー」は、750,000円程度で販売されていますが、これを500,000円以下の廉価
 版が出せると、市場は一気に3倍以上に膨らむ潜在需要があると考えられ、更なるブラッシュアップを考え、提供
 する事を考えます。

実現性について

実施スケジュール

・販売実績あり

ビジネスパートナー

販売先:ALSOK、 株式会社スマートライズ、 デュプロ、他

リスクとその管理

・PSEの取得  (2010年2月23日付、JET(財)電気安全環境研究所からPSE非対象の回答を得ていますが、)
 基本的には、「電動力応用機械器具の文書細断機」に類する機器であり将来的にはPSE取得が必要と判断して
 います。
・PL、ROHSは製造メーカーにて証明される部分。

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