かわさき起業家オーディションビジネス・アイデア シーズ市場 第80回最終選考会(2012年12月7日開催)

Entry.6


ビジネスアイディアのテーマ

思わず見てしまうプライベートメディア 「羽田空港レストルームチャンネル」

ビジネスアイデアの提案者

株式会社モシカ

福井 良政 (フクイ ヨシマサ)

【東京都多摩市】

かわさき起業家優秀賞

左:福井 良政 さん 右 発表者:福井 善朗 さん

【左:福井 良政 氏  右 発表者:福井 喜朗 氏】

 

ビジネスアイディアの概要について

イメージ
羽田空港にある女性トイレ65箇所、355の個室内に美観を備えた小型映像モニターを着座位置正面のコーナー部に設置し、専用回線で広告や空港情報をデジタル配信するサービスを行っております。トイレは白い壁に囲まれ、喧噪や他者の目線から解放されたリラックス空間であり、広告映像や情報を到達させるのに非常に適した環境です。トイレをする女性を対象とした広告の放映で、広告放映料から収益を得ます。場所を提供する羽田空港に対しては広告放映料の一部を支払うことで、空港サイドは経費のかかるデッドスペースであったトイレから収益上げることができます。また緊急情報や空港施設の案内等も配信できる為、利用者の利便性にも貢献します。 

新規性・優位性について

トイレ個室内での映像広告媒体は羽田空港レストルームチャンネルが国内初となりますので、新規性は非常に高いと言えます。他の空港や他施設に同様の展開をする場合はトイレ広告のパイオニアとして弊社は最も実績があり、アプローチしやすいポジションにいます。様々な施設やファッションビルに対し、トイレ内映像機器の販売、施設に合った映像配信方法の提案、広告枠の販売、トイレ内映像コンテンツの制作までトイレ内情報サービスに関するすべてをワンストップで提供可能です。

市場について

主なターゲット・市場の規模

羽田空港レストルームチャンネルの広告販売については屋外媒体広告費(2011年実績)2,885億+交通媒体広告費(2011年実績)1,900億=4,785億が該当する市場となります。トイレ内映像装置の導入提案(機器販売・配信管理・コンテンツ制作・広告代理など)については、清潔なトイレ設備を有する、ビル・施設・集合住宅のすべてが対象となります。

市場での競争力

トイレ内プロモーションはアメリカやヨーロッパでは広告の手法としてすでに確立しており、世界一トイレが清潔な日本においてもいずれ一般的な広告手法・情報伝達手段として認知される日も近いと予想します。日本では弊社が先駆的に参入しておりますので、羽田空港での実績、ノウハウをもとに、競争力は高いと考えます。

実現性について

実施スケジュール

2009年1月より羽田空港レストルームチャンネル運用開始

実施場所

羽田空港第1・第2ターミナル内女性トイレ65ヵ所・355個室

実施体制

管理業務1名 営業・企画業務1名

ビジネスパートナー

日本空港ビルデング梶i提携)・潟rッグウイング(広告販売)・鞄本空港テクノ(メンテ)・潟Tンライズ社(映像配信)・潟Cンブロス(映像装置製作)・日昭ハイテック梶i映像装置製作)・潟kマタ(液晶モニター)・宮川興業梶i出資)

リスクとその管理

映像放映に関する技術的リスク⇒リモート管理で故障の発見、対応を行うシステムを構築しています。広告スポンサー獲得に関するリスク⇒羽田空港内店舗の広告をレギュラー放映する提案を実施する。トイレ内広告の効果を実証するデーターが必要⇒トイレ内からの情報発信で店舗やモバイルへ誘導、効果を数値化する。

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