第90回最終選考会(平成26年7月25日開催)
ビジネスアイディアのテーマ
ビジネスアイデアの提案者
株式会社コンテンツメイカー
鈴木 智之
東京都渋谷区
- かわさきビジネス・アイデアシーズ賞
- 日本起業家協会賞
- かわしんビジネスチャレンジ賞
- はまぎん賞
【発表者 鈴木 智之 氏】
ビジネスアイディアの概要について
スポーツの現場において、理論的で効果的な指導法を広く知らせたい。そんな思いから立ち上げた『映像ソフト』を作る会社です。私自身、スポーツジャーナリストとして10年以上に渡って活動を続けています。日本だけでなく世界にも目を向けると、スポーツ(特にサッカーや陸上などグローバルなもの)には、理論的で効果的な指導が多く存在します。日本や世界で活躍する指導者のトレーニングメソッドを収めた映像ソフトを制作・販売するとともに、学校の部活動やクラブに向けて、確かな指導力を持った指導者を派遣。そこで質の高いトレーニングを実施し、オーダーメイドのトレーニング映像を作成します。また、活字メディアを使ったトレーニング法のPR、トレーニング講習会等のイベントを企画・実施するとともに、スポーツの楽しさを体験型で学ぶ場を提供します。
新規性・優位性について
映像ソフトの制作・販売だけでなく、実際に指導者を派遣してトレーニングを行い、その様子をプロのカメラマンが撮影して納品するというスタイルは、これまであまり見られなかった試みです。各ユーザーのニーズに合ったトレーニングを提供し、オリジナル指導メソッドの元、オーダーメイドで制作できる部分において、新規性があると考えています。私は10年以上スポーツジャーナリストとして活動しており、国内外に幅広い指導者・チーム・選手ネットワークを有しています。メディアの仕事も多数行っているため、多くの媒体で費用をかけずにPRを行うことができます。それは他社にはない優位性だと考えます。
市場について
主なターゲット・市場の規模
主なターゲットは学校の先生、保護者、お父さんコーチなど。2014年4月時点、日本には5~19歳の子どもが1714万人います(総務省統計局調べ)そのうち学校以外でスポーツをする子どもは58.6%=およそ1千万人となります。スポーツに熱心な子の親、0.05%がDVDを購入したとしても5,000枚。同業他社のDVDが1タイトルあたり2,000本程度売れている現状や、異なるタイトルのDVDを複数買う顧客もいると考えると十分な市場があると考えています。
市場での競争力
制作責任者である私は、スポーツジャーナリストとして10年以上に渡って活動してきた実績があります。指導法に関する著作を3冊出版し、現在でも毎月15本程度、新たな記事を有名媒体に提供しています。各媒体を使ってプロモーションを展開し、情報を欲しがっている読者にピンポイントでリーチすることで顧客を獲得するとともに、市場を開拓していく部分に競争優位性があると考えています。
実現性について
実施スケジュール
2014年10月、第1作品目販売開始。以降、1月、3月に作品をリリース予定。10月の1作品目販売と同時に指導者派遣を行い、オーダーメイドビデオパッケージを販売します。作品の発売と平行して、体験イベントを随時実施予定です。
実施場所
販売場所はインターネット上の自社サイト。講習会等は都内近郊を予定しています。
実施体制
代表の鈴木が映像の企画・制作・販売を担当。映像制作パートナー1名
ビジネスパートナー
各種メディア・スポーツ事業会社
リスクとその管理
販売予測通りに実売が伸びないというリスクがありますが、DVDの制作コストは低いため、在庫調整で対応可能です。