私達が取り組んでいるのは、「手話によるエンターテイメント」。
手話によくある通訳派遣など、福祉・ボランティア関連の事業ではなく、ろう者が生み出しだした手話の魅力を最大限に生かし、多くの一般の聴者の皆さんに、夢を提供する活動です。
私達とともに社会に暮らすろう者は、不便な生活を強いられたかわいそうな存在ではなく、聴者とは違う文化を持ち、表情豊かな『手話』という言語を持った、この世の逸材です。彼らの手話こそが、多くの聴者を魅了し、励ましや癒しを与える時代がすぐそこまで来ています。
手話は保育園や幼稚園で役立つ手遊びとして、小中学校等では歌の授業などでも注目され活発に取り入れられ始めています。ＴＶドラマや映画でも、画面に映える美しい手話は人々の心をとらえ、ろう者を設定した役柄も広がってきました。
私達は、舞台や映像から、表情豊かで空中に絵を浮かび上がらせるような美しい手話を、多くの方に届けます!!

今、日本は「手話言語法」に向け、大きく時代を変えようとしています。
２０１４年１２月現在、全国各都道府県の９０%以上、区市町村の７５%以上が、「手話言語法制定に向けての意見書」を可決し国に提出しており、この１２月２５日神奈川県でも県議会において「手話言語条例」が採択されました。国でもまた、２０１５年以降、この案件が大きく取り上げられることが見込まれています。
これを受け、文部省なども今後、小中学校に、英語・ダンスに次いで「手話」を新カリキュラムとして導入していくことが見込まれます。
多くの子供たち、若者たちにとっても、手話による授業や歌のパフォーマンスなどは、確実に身近なものとなり、その時、私たちがこれまで培ってきた思いやノウハウは、必ず求められ、社会の役に立つでしょう。

手話は、赤ちゃん向けの育児サイン（いわゆるベビーサインなど）として、また、保育園・幼稚園・小中高校などでの手話の授業・歌への取り組みとして、高齢者にとっては頭の体操として、注目度が高まっています。また、表情筋を豊かに使う手話は、若さの維持にも役立つと言われます。
手話は、ろう者のみならず、多くの聴こえる人々にも恩恵をもたらしてくれるものであり、今後の手話マーケットは、乳幼児から高齢者まで幅広いものになると見込まれます。

現在、手話エンターテイメント、及び、メディア等の手話指導・コーディネート業務を生業とするものは、全国でもごく少数。それを企業形態として組織化したのは手話あいらんどが初となります。
日本初の手話エンターテイメント企業として、私たちが積み上げてきたノウハウやアイディアは、ここから、社会の多くの場面に貢献できるでしょう。

私たちが育ててきた様々な手話エンターテイメント形態の中から、「手話あいらんどＴＶ」をさらなる形にしていくことを目指します。
「手話は、世界共通?」「ろう者は雨の時傘を持って、どうやって手で話しているの?」等、ろう者と聴者の文化の交差点『クロスカルチャ』をテーマに、ニュースや福祉の域を出た、手話バラエティ番組を育てることが、私たちの目標です。

現在、手話あいらんどＴＶは、インターネットにて配信されています。

出演者２人（ろう者と聴者）、撮影及び演出編集スタッフ数名。

スポンサーとしてのパートナーを求めます。テレビ局などによるオファーも歓迎。

現在、経験の少ないメンバーが、一から番組を作っていますが、内容はアイディアに富んだものです。スポンサーとして応援をいただく事で、編集ソフトが充実したり、著作権の必要な音楽を使えるチャンスが増えたり、一定の質の良いスタッフ・出演者を育成・確保することができます。手話版の個性豊かなＣＭや、手話版セサミストリート、手話版街角ウィッキーさんなどの企画の可能性も広がります。